DeNAのTGS2015出展ブースは、ハイテクアートで数々の賞を受賞しているウルトラテクノロジスト集団、チームラボとのコラボレーションで制作された「DeNA Infinity Theater」。完全クローズドで作られたこのブース内では、一体どんなものが観られるのか、紹介しよう。
▲シアターの外観。一見すると真っ白い箱だが、中はキッチリとシアター。
シアター内に入ると、中央にある大きな丸テーブルに添って、ひとりずつにカードを置く場所が与えられる。ここにカードを置いて待てば、時間とともにシアター内での上映が始まる。
手元の丸テーブルに加え、四方の壁はすべて奥行きのある立体シアターになっており、シアター内全体が上映施設になっているのだ。
内容は上映されるゲームによって少しずつ異なるが、基本的には、手元のカードからキャラクターがテーブルの中央に飛び出して行き、さらに周りの壁へと飛んでいって、ゲーム世界のイメージを紹介する、というものになっている。
▲手元のカードから飛び出すキャラクターたち。
▲壁は全面が立体型のスクリーンで、大きく映像が展開。
実は上映に使われるカードは単なる紙ではなく、精密なチップが仕込まれており、一枚一枚に異なるデータが収録されたハイテクノロジーな代物。このカードによって、自分の手元から飛び出していくキャラクターは、すべて異なるものになっている。
一見すると決まったものが上映されているだけに見えるが、実は置いたカードはすべて技術的にセンシングされ、カードが置かれた並びによって飛び出すキャラクターが決まるインタラクティブな作りになっているそうなのだ。
▲このカードが重要なポイント。自分好みのキャラクターに当たったらラッキー。
シアターで上映されるゲームは、TGS2015で初の映像お披露目となる新作『逆転オセロニア』と、人気作『戦魂 -SENTAMA-』、『ファイナルファンタジー レコードキーパー』の3種類。
自分が観てみたい作品の時間を選んで、中を覗いてみてはどうだろうか。