KADOKAWA、強く生きる女性を描いた大河ロマン小説『政略結婚』を6月24日(土)に発売

政略結婚

三つの時代を生き抜いた女性たちを描いた物語。「結婚」は120年でこんなに変わった。

株式会社KADOKAWAは、2017年6月24日(土)に小説単行本、高殿円(たかどの・まどか)著『政略結婚』を発売する。

本書は、江戸末期・明治大正・昭和と不思議な縁でつながる三人の女性たちを描いた、「結婚」に翻弄されながらも、聡明さとしなやかさで激動の時代を生き抜く人生応援譚だ。

発売に先駆け、あらすじ動画をYouTube、角川書店ブックチャンネルにて公開中。動画では、『とんがり帽子のアトリエ』などで人気の漫画家、白浜鴎(しらはま・かもめ)氏のイラストが使われている。

結婚に対する価値観が激変した現代においても、彼女たちから学べることは多いはずだ。

書誌情報

書籍名:政略結婚
著者:高殿円
発売日:2017年6月24日(土) ※電子書籍も同日発売予定
定価:本体1,500円+税
頁数:360頁
体裁:四六判並製
装画・挿画:白浜鴎(『とんがり帽子のアトリエ』など)
発行:株式会社KADOKAWA
初出:学芸通信社の配信により、北羽新報、北國新聞、北海民友新聞、留萌新聞、紀南新聞、いわき民報、三陸新報に、2015年7月~2017年1月の期間、順次掲載したものです。
出版に際し加筆・修正しております。

内容
加賀藩主前田斉広の三女・勇は、加賀大聖寺藩主前田利之の次男・利極と結婚。やがて家を支える存在になる勇だが――。(「第一章 てんさいの君」)
加賀藩の分家・小松藩の子孫である万里子。日本で初めてサンフランシスコ万博の華族出身コンパニオン・ガールになった女性は、文明開化後をどう生きるのか――。(「第二章 プリンセス・クタニ」)
瀟洒豪壮な洋館に生まれ育った花音子の生活は、昭和恐慌によって激変。新宿のレビュー劇場に立つことになった花音子は一躍スターダムにのし上がるが――。(「第三章 華族女優」)

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