イグニス、『ぼくドラ』2周年、コミュニティ事業も好調で営業利益8300万円。平成29年9月期決算。

ゲーム事業は下降傾向も新規タイトル開発が大詰め。ゲーム以外の新ジャンルIoTやVRなどの領域にも積極的に挑戦。

株式会社イグニス(以下、イグニス)は、平成29年9月期決算短信を11月13日(月)に発表した。平成29年9月期の連結業績に関しては、売上高55億7700万円(前期比0.1%減)、営業利益8300万円(同94.3%減)、経常利益7100万円(同95.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は3500万円となった。

イグニス平成29年9月期決算短信 イグニス同期比

当期の経営成績の概況

イグニスグループは、当連結会計年度から既存ジャンルの枠組みを「無料ネイティブアプリ」「ネイティブソーシャルゲーム」から、「コミュニティ」「ネイティブゲーム」「メディア(その他)」の3ジャンルへ再編し、スマートフォンアプリ事業を行ない、これらのジャンルを既存事業の柱として新規ジャンルIoT、VR、その他領域に挑戦。経営資源を投入していると発表した。

ジャンル毎の業績は、以下。

コミュニティ
婚活サービス「with」を中心として、ユーザー同士によるコミュニティ形成にフォーカスした運用型サービスに注力。

「with」については、先行投資として積極的なプロモーションを展開していることもあり、国内ソーシャルネットワーキングのカテゴリにおいて、上位収斂が見られユーザー数の増加を継続。他社類似サービスとの差別化をはかるべく、心理学を活用して最適な男女のマッチングを目指した新機能の開発や、継続的なイベントの実施に取り組んできたとのこと。今後も引き続き、顧客満足度の向上を図ることでユーザー数の拡大をはかるとした。

上記の結果、売上高8億4853万円となり、前連結会計年度の売上高は1億3657万円であったことから、前連結会計年度比521.3%増となった。


ネイティブゲーム

『ぼくとドラゴン』が引き続き安定して推移し、2周年イベントや季節イベント、人気コンテンツとのコラボ、機能追加等を実施。今後も機能改善及び運営チームによる多彩なイベントの実施など、開発と運営双方に注力することで、業績の安定化に努めるとした。

イグニスぼくドラ

2017年4月には『LINE大富豪』をリリースし100万ダウンロードを突破。その他、新規プロダクトの開発にも引き続き取り組み、開発が大詰めを迎えているとのこと。

イグニスGK

上記の結果、売上高は42億4749万円となり、前連結会計年度の売上高は50億4840万円であったことから、前連結会計年度比15.9%減となった。

メディア(その他)
ビジネスパーソン向けメディア「U-NOTE」並びにいずれのジャンルにも属さないサービスから構成。

メディアについては、事業基盤の拡大に向けた新メディアの開発に取り組み、転職メディア「U-NOTE.CAREER」を立ち上げることで、「U-NOTE」ユーザーとの相互送客をはかっているとした。また、中長期的な成長ジャンルとしてIoT並びにVRなどへ積極的に投資。新規プロダクトの開発も進行中とのこと。

上記の結果、売上高は4億8179万円となり、前連結会計年度の売上高は4億92万円であったことから、前連結会計年度比20.2%増となった。

以上の結果、当連結会計年度の売上高は55億7782万円(前連結会計年度比0.1%減)、営業利益は8398万円(同94.3%減)、経常利益は7126万円(同95.1%減)、親会社株主に帰属する当期純損失は3576万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純利益10億8792万円)となった。

次期連結会計年度の連結業績見通しは、「with」を中心として、当連結会計年度に多くの経営資源を投下したサービスが順調な成長曲線を示していることを鑑みて、連結売上高70億円(当連結会計年度比25.5%増)を予想していると発表した。

イグニス中期 イグニス投資

関連サイト

株式会社イグニス公式サイト
平成29年9月期決算短信〔日本基準〕(連結)
平成29年9月期決算説明資料