ミクシィ、平成30年3月期第3四半期決算。営業利益は15%減の478億円。

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4000万人超のユーザーを持つ『モンスト』が堅調に推移。2018年からはeスポーツの競技に認定。

株式会社ミクシィは、平成30年3月期第3四半期決算を2018年2月14日(水)に発表。当期連結経営成績は、売上高は1354億3600万円(前年同四半期比5.3%減)、営業利益は478億5800万円(同15.3%減)、経常利益は482億600万円(同14.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は251億2600万円(同35.3%減)となった。

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経営成績に関する説明

国内携帯電話端末の総出荷台数のうち、スマートフォンが占める割合が84%(株式会社MM総研調べ)となり、ますますスマートフォンの普及が進んでいる。

このような経済環境の中、当第3四半期連結累計期間の売上高は1354億3600万円(前年同四半期比5.3%減)となりました。また、営業利益は478億5800万円(同15.3%減)、経常利益は482億600万円(同14.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は251億2600万円(同35.3%減)となった。

セグメントごとの業績は次の通り。

エンターテインメント事業
エンターテインメント事業においては、スマートフォンネイティブゲーム『モンスターストライク』を主力とし、TVCMや屋外広告などでのプロモーション、eスポーツなどリアルイベント、グッズの制作、映画や人気アニメとのタイアップ、オリジナルアニメの配信や劇場版公開などを国内外で展開。さらに平成29年の1月に常設店舗を渋谷にオープンした。

ゲームのユーザーは全世界で4000万人を突破。ユーザーのきたいに応えるべく、サービスのライフタイムの長期化を目指しながら、アプリ内外でのユーザー還元を実施する。また、エンターテインメント事業をさらに発展させるために新規タイトルの開発にも注力する。

これらの結果、エンターテインメント事業の売上高は、1245億5900万円(前年同四半期比5.5%減)、セグメント利益は517億7400万円(同14.1%減)となった。

メディアプラットフォーム事業
新しい文化となるB2C及びC2Cサービスを創る事業。家族向け写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」においては、利用者が200万人を突破、英語対応を開始している。
チケットキャンプについては業務を完全に停止、サービスの提供を終了する。これによってのれん償却費75億9700万円、固定資産の減損損失1億3100万円を特別損失として計上した。

この結果、売上高は108億7600万円(前年同四半期比2.8%減)、セグメント利益は19億7600万円(同33.1%増)となった。

関連リンク
株式会社ミクシィサイト
平成30年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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