「すべての人のための教育と経済的機会」「サスティナビリティ」「健康とウェルビーイング」を指針に活動する新部門。
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社の親会社であるUnityは、包括的で持続可能な世界を促進するため、あらゆるバックグラウンドを持つ従業員やクリエイターに力を与えるための部門「Unity Social Impact Division(以下、USID)」を設立したことを発表した。
USIDは「すべての人のための教育と経済的機会」「サスティナビリティ(持続可能性のある社会)」「健康とウェルビーイング」の3つを、指針として活動する部門で、今後は、世界中の企業や非営利団体、政府と提携して、個人、地域社会の包括的な経済成長の促進をはじめ、CO2の排出量の削減、心身の健康を管理するためのソリューションの探求、医療専門家のトレーニングなどを行なう計画だ。
また、これらの指針をサポートするために、繁栄と社会正義を共有する世界を構築することを目的に活動しているアメリカの公共慈善団体Tides Foundationと、Unityの株式の75万株を原資としたUnity Charitable Fund(Unity慈善基金)を設立したとのこと。
Unity Social Impact担当 副社長 ジェシカ・リンドル(Jessica Lindl)氏のコメント
「Unityがこれまで行ってきたSocial Impactに対する取り組みを新設した独自部門に統合したことにより、世界中のクリエイターやコミュニティにポジティブなインパクトをより一層与えることができるようになりました。Unityは、教育と経済的な機会を広く利用できるようにし、プライバシーとオンラインの安全性を確保し、持続可能性への取り組みを通じて環境への責任を示すために、長い間努力を続けてきました。Unity Social Impactは、これらの取り組みを一元化することを可能にし、よりクリーンで安全で、より公平な世界を促進するための新たな機会を見出すことができます。」
Tides Foundation Strategic Partnerships Director リーナ・バラカート(Leena Barakat)氏のコメント
「効果的で本格的な企業の慈善活動には、企業の価値観に沿った綿密な戦略が必要です。クリエイターが世界に望む変化を実現するために資金を提供することは、私たちが共有するミッションの中核であり、繁栄と社会正義、そして無限の可能性に満ちた明日をもたらすものです。」
【プレスリリース】Unity、社会活動のための独自部門・Unity Social Impact Divisionを設立 ~非営利団体との共同設立による慈善基金・Unity Charitable Fundに対し、原資としてUnity株式75万株を充当することを約束~https://t.co/k0OeF4X0VM
— ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン (@unity_japan) October 16, 2020