取引先店舗の休業などによって商品の受注が減少。キャラクターファンシー事業で「鬼滅の刃」の商品販売が好調に推移。
株式会社エスケイジャパン(以下、エスケイジャパン)は、令和3年2月期第2四半期決算(連結)を10月14日(水)に発表した。当第2四半期連結累計期間の売上高は28億1800万円(前年同期比14.8%減)、営業利益は1億3400万円(同56.1%減)、経常利益は1億3600万円(同54.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億1100万円(同64.8%減)だった。
経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるエスケイジャパンの業績については、売上と利益が共に、前年同期の実績を大きく下回る結果になった。
セグメント毎の業績は以下。
キャラクターエンタテインメント事業
2020年春に新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、取引先店舗の臨時休業が相次いだことや、定番キャラクターの受注が大幅に減少したことに加え、取引先からの強い要請により受注済みの商品の出荷を順延せざるを得ない状況が発生した。
上記の結果、売上高14億6600万円(前年同期比35.4%減)、営業利益1億500万円(同60.5%減)となった。
キャラクター・ファンシー事業
新型コロナウイルス感染症の拡大による影響で、大部分の取引先が臨時休業を余儀なくされただけでなく、夏の営業再開後も、来店客数が伸びなかったことで、定番キャラクター商品の売上が落ち込む一因となった。
一方で、人気マンガ「鬼滅の刃」の商品販売が非常に好調であったこと、外出自粛による在宅需要の高まりからバスボール(フィギュア入り入浴剤)の販売が好調に推移した。
上記の結果、売上高13億5200万円(前年同期比30.4%増)、営業利益2800万円(同24.9%減)となった。