「ABEMA」関連事業の好調で売上高が大きく伸長。ゲーム事業は既存タイトルの季節要因などで減収減益。
株式会社サイバーエージェントは、2021年9月期第1四半期決算短信(連結)を1月27日(水)に発表した。当第1四半期連結累計期間における売上高は1310億1400万円(前年同期比13.3%増)、営業利益は70億5800万円(同8.7%減)、経常利益は69億3200万円(同10.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は29億3000万円(同101.3%増)だった。
経営成績に関する説明
メディア事業
「ABEMA」や「Ameba」「タップル」などが所属しており、2021年9月期第1四半期は「ABEMA」への投資をしつつ、売上を伸ばしてきた。
上記の結果、売上高は204億2800万円(前年同期比67.0%増)、営業損失は39億2600万円(前年同期は営業損失50億5000万円)だった。
インターネット広告事業
インターネット広告事業本部や株式会社CyberZなどが属している。2021年9月期第1四半期は過去最高の売上高となった。
上記の結果、売上高は765億8700万円(前年同期比13.8%増)、営業利益は57億500万円(同0.8%増)となった。
ゲーム事業
株式会社Cygamesや株式会社Craft Egg、株式会社サムザップなどが属している。
2021年9月期第1四半期においては、既存タイトルの季節要因などにより、減収減益となった。
上記の結果、売上高は299億5400万円(前年同期比15.0%減)、営業利益は11億3700万円(同77.8%減)となった。
投資育成事業
コーポレートベンチャーキャピタルや株式会社サイバーエージェント・キャピタルにおけるファンド運営などが所属している。
上記の結果、売上高は53億1400万円(前年同期比79.9%増)、営業利益は46億3600万円(同74.0%増)となった。
その他事業
株式会社CAMや株式会社マクアケ、株式会社ゼルビアなどが所属している。
上記の結果、売上高は52億2300万円(前年同期比12.5%増)、営業利益は2億8900万円(同0.2%増)となった。
関連サイト
株式会社サイバーエージェント公式サイト
2021年9月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年9月期第1四半期決算説明資料