グループの成長に向けたエンジニアの獲得のために、豊富なエンジニア人材プールを有するアイデンティティー株式取得を決定。
株式会社デジタルハーツホールディングス(以下、デジタルハーツHD)は、5月11日に行なった取締役会において、フリーランスエンジニアなどを対象に人材サービスを提供している株式会社アイデンティティー(以下、アイデンティティー)の全株式を取得し、子会社化することを発表した。
アイデンティティーは、IT人材を対象にフリーランスマッチングや人材紹介、人材派遣などのサービスを顧客企業に提供するITリソースサポート事業を行なっている企業だ。同社の人材登録プラットフォーム「techcareer」シリーズでは、業界トップクラスのフリーランス求人案件数を誇るとともに、エンジニアとしての専門性を高めるための教育支援から福利厚生まで、幅広い登録者へのサポート体制を強みにしており、登録者数は毎月100人超のペースで増加を続け、現在は11000人を超える水準だという。
デジタルハーツHDは、今後もグループが高い成長を継続するためにはさらなるエンジニアが必要だと判断したことから、今回の子会社化に至ったとのこと。
これにより、デジタルハーツグループは、機動力のあるテスト人材約8000人、国内エンジニア・セキュリティ人材約400人、ベトナムオフショアでのエンジニア約400人、techcareerシリーズの登録エンジニア約11000人という人材プールを有することになる。
こうした人材をベースに、企業ミッションの「SAVE the DIGITAL WORLD」の達成に向けて、IT人材プラットフォーム企業として次なる成長ステージを目指すとのこと。