積極的な広告宣伝により「マンガBANG!」のMAUが計画通りに推移。一方で海賊版サイトの拡大や、競争激化で課金と広告収益が減少。
株式会社Amazia(以下、Amazia)は、2021年9月期第2四半期決算短信(非連結)を5月13日(木)に発表した。当第2四半期累計期間の売上高は36億4694万円(前年同期比6.8%増)、営業利益は4億2430万円(同19.8%減)、経常利益は4億2660万円(同18.6%減)、四半期純利益は2億8815万円(同19.3%減)だった。
経営成績に関する説明
Amaziaは「マンガBANG!」の主力コーナーであるフリーミアムモデル(基本的なサービスはすべて無料で提供し、一部の機能を有料で提供するビジネスモデル)のコーナーにおいて、出版社との信頼関係を深化させて人気作品の配信数を増加することに加え、オリジナル作品の創出や先行配信による他社サービスとの徹底的な差別化を進めている。
一方で、海賊版ウェブサイトの利用者拡大や競合環境の激化などにより、アクティブユーザー数の伸び悩みや、1人当たりの課金売上の低下が発生していると考えている。
関連サイト
株式会社Amazia公式サイト
2021年9月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年9月期第2四半期決算説明資料