今後の経済的発展が期待できるアフリカ市場で投資活動を開始。
株式会社アカツキ（以下、アカツキ）は、今後の急成長が見込まれるアフリカのモバイルゲーム市場において、現地の最有力モバイルゲーム・パブリッシャーであるCarry1st（本社：南アフリカ共和国 西ケープ州、共同創設者兼CEO：Cordel Robbin-Coker）に対して、Riot Games（『League of Legends』を提供するゲーム会社）との共同投資を行なったことを発表した。
Tinotenda Mundangepfupfu（CTO）、Lucy Hoffman（COO）、Cordel Robbin-Coker（CEO）
アカツキでは、エンターテインメント×テクノロジー特化型ファンドとして2017年10月に「AET Fund」を設立し、 米国を中心にエンターテインメント領域のスタートアップを対象とした投資活動を開始している。また、2018年6月にはインド市場での投資を開始し、インドのエンターテインメントおよびメディア領域を中心に合計18社に投資をしているそうだ。
それらインド市場での投資ノウハウなどの実績をいかし、さらなる展開として今後の経済的発展が期待できるアフリカでのエンターテインメント市場を狙い、アフリカ市場においても投資活動を行うことになったそうだ。
人口が13億人、国民の平均年齢は19歳であるアフリカ市場では、モバイルゲーム市場が世界で最も急速に成長している地域であり、2024年にはゲーム人口が北米の約2倍に急成長を遂げると予想されているという。今後はインターネット産業の急速な成長とともに、エンターテインメント、メディア分野での旺盛な需要が見込んでいるとのこと。
Carry1stについて
投資先のCarry1stは、アフリカのモバイルゲーム・パブリッシャー。2018年の創業以来、ゲームスタジオとして蓄積したゲーム開発のノウハウに加え、世界各国のゲームスタジオと連携し、アフリカでのローカライズ、流通、広告、課金などの仕組みを提供するゲームパブリッシャーとして地位を確立しつつあるそうだ。
