エリアマネージャー制度により店舗運営の組織力を強化。不採算店舗の2店舗を閉店。
株式会社文教堂グループホールディングス(以下、文教堂グループHD)は、2021年8月期第3四半期決算短信(連結)を7月14日に発表した。当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は146億8600万円(前年同四半期比11.7%減)、営業利益は3億300万円(前年同四半期比11.4%減)、経常利益は3億1400万円(前年同四半期比4.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億1100万円(前年同四半期比5.9%減)となった。
経営成績に関する説明
文教堂グループにおいては、2019年9月27日に成立した事業再生ADR手続において同意を得た事業再生計画にもとづいて、引き続き事業構造改革に取り組んでいる。
具体的には、事業規模に見合った人員の適正化をはかるため、希望退職者の募集を行なってきた。店舗運営については、エリアマネージャー制度によって組織力を強化し、顧客対応及び店舗オペレーションを見直すことによって売上高の増加及び店舗運営コストの削減につとめている。
また、2020年11月には、株式会社ローソンをフランチャイズとして神奈川県横浜市に「ローソン鴨居駅東店」内に併設した店舗を新規に出店した。なお、不採算店舗におきましては、2店舗の閉店を行なった。