サイバーステップ、「トレバ」の課金が伸びず赤字に 営業損失8.1億円 2021年5月期決算短信(連結)

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「オンラインクレーンゲーム・トレバ」のプロモーション強化も想定の収益が得られず。

サイバーステップ株式会社(以下、サイバーステップ)は、2021年5月期決算短信(連結)を、7月15日に発表した。2021年5月期の連結業績は、売上高121億9300万(前期比6.2%減)、営業損失8億1200万円(前期は営業利益6億3900万円)、経常損失9億2300万円(前期は経常利益5億8900万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失11億5600万円(前期は親会社株主に帰属する四半期純利益5億2600万円)だった。

サイバーステップ2021年5月期決算

経営成績に関する説明

2021年5月期のサイバーステップグループは、引き続き既存サービスの拡大及び収益性の向上に注力するとともに、培ってきた開発技術を応用した新規サービスの開発を進めてきた。

現在、主力事業である「オンラインクレーンゲーム・トレバ(以下、「トレバ」)」においては、集客及び継続率向上を主軸として、国内外向け広告媒体の活用や定期的なキャンペーンを積極的に実施しつつ、システム面では継続して操作性の向上を目的としたアップデートにつとめた。

売上高においては、国内外向けのプロモーション活動により集客に対する効果はあったものの、想定よりもサービスに対する課金までには繋がらず落ち込む傾向となった。

コスト面においては、主に「トレバ」及び新規事業における国内外向けプロモーション費用や事業基盤の強化に伴う運営費用及び人件費が第3四半期連結会計期間に引き続き増加した。

また、新型コロナウイルス感染症の影響により、経済活動の停滞に伴って獲得された景品の配送業務に遅延が生じたため、その解消費用が発生している。

関連サイト

サイバーステップ株式会社公式サイト
2021年5月期決算短信〔日本基準〕(連結)

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