コトブキヤ、「鬼滅の刃」「呪術廻戦」のフィギュア販売が好調 営業利益6.2億円 2022年6月期第1四半期決算短信

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人気アニメ「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」のフィギュア製品に加えて、コトブキヤのIP製品「フレームアームズ」なども業績に貢献。

株式会社壽屋(以下、コトブキヤ)は、2022年6月期第1四半期決算短信[日本基準](非連結)を11月12日に発表した。当第1四半期累計期間における売上高は34億1500万円(前年同期比84.2%増)、営業利益6億2500万円(同666.5%増)、経常利益6億2000万円(同594.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益4億3100万円(同621.1%増)となった。

壽屋2022年6月期第1四半期決算

経営成績の説明

当第1四半期累計期間のコトブキヤは、世界各国の顧客ニーズに合わせた魅力ある新製品開発を行なうと共に、コトブキヤのIP(Intellectual Property:キャラクターなどの知的財産)による製品開発に特に注力してきた。

卸売販売につきましては、国内において、アニメ「鬼滅の刃」より2021年8月に「冨岡義勇」を発売し、売上に貢献した。また、アニメ「呪術廻戦」より「虎杖悠仁」、「伏黒恵」を発売し、フィギュア製品の売上に貢献した。自社IP製品においても「メガミデバイス」より「朱羅 玉藻ノ前」を発売し、売上は好調な推移をみせた。その他、コトブキヤIP製品である「フレームアームズ・ガール」と、その関連製品である「フレームアームズ」、「モデリング・サポート・グッズ」等も堅調な推移をみせ、業績を牽引した。

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海外の北米地域においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が依然続くものの、フィギュア製品、プラモデル製品ともに売上は堅調な推移をみせた。

アジア地域においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響も販売活動については限定的にとどまり、プロモーション活動を行なうと共に、販売チャネル拡大を推進した結果、フィギュア製品の売上が好調な結果となった。また、国内と同様に「フレームアームズ・ガール」シリーズを中心に「メガミデバイス」などのコトブキヤIPのプラモデル製品も好調な結果となった。

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直営店舗による小売販売については、「にじさんじ」関連商品が好調に推移するものの、新型コロナウイルス感染症に起因するインバウンド需要減少を主な要因とした来店客数の大幅な減少により、売上は伸び悩んだ。店舗運営においては、引き続き新型コロナウイルス感染拡大予防のため、定期的な換気や消毒、レジ前に飛散防止シートの設置など行ない、衛生管理やスタッフの健康管理を徹底した。ECサイトによる通信販売においては、巣ごもり需要と他社との差別化として直営店舗限定商品や特典の開発を積極的に推進したことにより売上は好調に推移した。

関連リンク

株式会社壽屋
2022年6月期第1四半期決算短信[日本基準](非連結)
2022年6月期第1四半期決算補足説明資料

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