DLE、前期2.4億円の赤字から黒字転換、営業利益6400万円。平成30年6月期第2四半期決算。

地方創生プロジェクトの一環で「TOKYO GIRLS COLLECTION 広島」を開催。新作映画の納品や公開、案件の見直しにより利益が増加。

株式会社ディー・エル・イー(以下、DLE)は、平成30年6月期第2四半期決算を2月7日に発表した。当期連結経営成績は、売上高27億700万円(前年同期比16.8%増)、営業利益6400万円、経常利益6200万円、親会社株主に帰属する四半期純利益8700万円となった。

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経営成績に関する説明

DLEでは、視聴者や消費者等の多様化し変化の早い嗜好や価値観、旬な時事ネタ等を捉え、適時に対応することを強みとするファスト・エンタテインメント事業を展開し、インターネット時代にマッチしたオリジナルコンテンツを量産。「TOKYO GIRLS COLLECTION(以下、TGC)」においては、ファッション・ビューティーに関する情報の発信源として日本のガールズカルチャーを世界に発信する取組み及び「持続可能な開発目標」の啓発活動をしてきた。

ソーシャル・コミュニケーション領域
IPを開発・取得し、動画広告等のマーケティングサービス提供及びスマートフォン向けゲームアプリやメッセンジャーアプリ向けスタンプ等のデジタルコンテンツの企画開発・配信などを行なっている。

当第2四半期連結累計期間においては、IPの露出先の拡大や展開手法の多様化による、IP価値の成長に連動し、各サービスを展開。その結果、セールスプロモーションの増収、地方創生プロジェクトして初開催となった「Istyle presents TGC HIROSHIMA 2017 by TOKYO GIRLS COLLECTION」の実施等による「TGC」ブランドが伸長。また、新規事業の順調な立ち上がり等により、前年同四半期連結累計期間と比較して、売上と利益が順調に推移した。

IPクリエイション領域
IPの新規開発及び映画・TV・ネットメディア等の映像コンテンツの企画開発・制作及び総合的なプロデュースを展開。

当第2四半期連結累計期間においては、各IPのTVシリーズ・WEBシリーズの継続により認知度向上及び世界観醸成に努める、新規映画作品の納品・公開等を行なった。その結果、前期以前に契約を締結した収益性の低い一部案件について納品が発生。それにより、映像制作事業の戦略的な見直しに伴う案件の絞り込み、前年同四半期連結累計期間と比較して、売上は減少し利益が増加した。

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以上の結果、売上高は27億751万円(前年同四半期比16.8%増)、営業利益は6414万円(前年同四半期は2億4278万円の損失)、経常利益は6265万円(前年同四半期は2億5889万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8787万円(前年同四半期は1億3221万円の損失)となった。

業績予想に関しては、修正を発表。

直近の業績動向等を踏まえて、DLE及び連結子会社の業績予想を精査。その結果、連結子会社の株式会社 W TOKYO が展開する「TGC」事業が好調であることと、それに関連した新規事業が順調に立ち上がったことから、前回予想を上回る見込みとなりました。

一方、売上高に関しては、平成30年6月期通期単体業績予想から、営業利益に変更はないが、売上高は減少する見込みと発表した。

通期業績予想の修正は、以下。

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関連サイト

株式会社ディー・エル・イー公式サイト
平成30年6月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
平成30年6月期 第2四半期決算説明資料
通期業績予想の修正に関するお知らせ