Zero-Ten、VRで物語の世界観に入り込む「移動式VR映画館」を発表

移動式VR映画館

第1弾コンテンツとして西野亮廣氏の著書『えんとつ町のプペル」を映像化。日本全国各地で公開し、将来的にはアジア各国も視野に活動。

株式会社Zero-Ten(以下、Zero-Ten)はMoonshot株式会社(以下、Moonshot)と、VRに特化したコンテンツ事業として「移動式VR映画館」をスタートすることを発表した。

移動式VR映画館

「移動式VR映画館」は、Zero-Tenが持つデジタル映像制作技術や興行ノウハウと、Moonshotが持つVRコンテンツのプロデュースや演出技術を組みあわせ、さまざまなVRコンテンツを製作、日本全国各地で上映するもの。将来的には、アジア各国での上映も目指している。

第1弾として、西野亮廣氏の著書『えんとつ町のプペル(出版:幻冬舎)』を題材としたVRコンテンツを制作。映像は、原作の物語やグラフィックをVRで再現した約15分間の作品となっている。

えんとつ町のプペル

本作の監督は『ABAL:DINOSAUR』などを手がけた尾小山良哉氏が務め、VRシアターには、参加者全員がバーチャルな世界の中で、物語を共有体験できるシステムを採用した。

VRヘッドセットには、2018年に発売され、PCやスマホを必要としないスタンドアロンVR HMDの「Lenovo mirage solo」を採用し、外部スピーカーなど立体感のある音響環境のもと、物語の中に入り込める次世代のバーチャル体験が提供される。

上映

上映シーンの一例

VRヘッドセット着用イメージ

VRヘッドセット着用イメージ

『えんとつ町のプペル』のVRコンテンツは、2月8日から期間限定で大阪 梅田(VR ZONE OSAKA)にて上映することが決定しており、今後順次全国でも上映する予定だ。

また、本作品について、吉本興業プロデュースのクラウドファンディング「SILKHAT」でもプロジェクトが交際されている。 (プロジェクトURL: https://silkhat.yoshimoto.co.jp/projects/530?fbclid=IwAR1pZk_DRGvtpbaXtxEoQjMLu722mPqVfNxNLAp4SCojeEwAV1AKS4PhrE8

上映概要

【大阪】梅田 HEP FIVE 8・9F
VR ZONE OSAKA( https://vrzone-pic.com/osaka/
主催:Moonshot株式会社
開催日程:2月8日(金)~3月15日(金) ※予定
席数:40席
上映時間:各回約15分 11:30~21:30
※VR ZONE OSAKA営業時間は11:00~22:30(最終入場:21:30)

以降、 順次全国での上映場所を追加していきます。

関連サイト

株式会社Zero-Ten公式サイト
Moonshot株式会社公式サイト

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