プライズ事業と不動産関連事業を中心に新規顧客獲得を目指す。プライズ事業では雑貨系商材を強化することで新受注の増加、販路拡大に注力。
株式会社フォーサイド(以下、フォーサイド)は、2019年12月期第1四半期決算を5月14日(火)に発表した。当期連結経営成績は、売上高8億800万円(前年同期比0.9%増)、営業損失6700万円、経常損失5800万円、親会社に帰属する四半期純利益損失1億6900万円だった。
経営成績に関する説明
フォーサイドグループは、前期において成長が見込めない不採算事業を全て整理し、それらにかかる固定資産の減損処理を行ない、経営成績にかかるマイナス要因を極限にまで減らしてきた。
その上で、主力事業であるプライズ事業や不動産関連事業、投資銀行事業の3つの事業を柱に据え、経営基盤の強化と継続的な収益の拡大に向けた取り組みを行なっている。
当第1四半期連結累計期間においては、プライズ事業と不動産関連事業を中心に販路の拡大や新規顧客の獲得に注力してきた。
プライズ事業では、主軸のキャラクターグッズの商品化と並行して、雑貨系商材の製造と販売を強化することで、新受注の増加、販路拡大に努めた。同事業の売上高は、前年同期比で微減したものの堅調に推移した。
利益については、営業収益は堅調に推移した一方、営業拡大に伴う人件費の増加や収納代行未収金の増加に伴う引当金の増加、繰延税金資産の取り崩しによる法人税等調整額を計上した。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、営業収益8億812万円(前年同期比0.9%増)、営業損失6791万円(前年同期は営業損失6246万円)、経常損失5863万円(前年同期は経常損失5425万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失1億6964万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失7364万円)となった。