ミャンマーで成長が期待されるモバイルゲーム市場に進出。KDDIは参入にあわせてシンガポール企業と戦略的パートナーシップを構築。
KDDI株式会社(以下、KDDI)は、住友商事株式会社(以下、住友商事)と、シンガポールにおける合弁会社FUNCREATE PTE. LTD.(以下、FC)の子会社であるFUNCREATE MYANMAR LTD.(以下、FCM)を通して、ミャンマー連邦共和国にて、モバイルゲームパブリッシング事業を共同で運営することを発表した。
人口約5300万人(2018年時点 IMF統計)のミャンマーでは、携帯電話の普及率が100%を超え、その内7割以上はスマートフォンを使っている国だ(2018年時点 GSMA統計)。同国のモバイルゲーム市場は今後、年平均成長率(CAGR)52%(2017年時点 KDDI・住友商事調査結果)で成長が見込まれている分野であり、今回発表されたモバイルゲームパブリッシング事業では、今後リリースするゲームタイトルで100万ダウンロード超を目指していく。
住友商事は、モバイルゲームパブリッシング事業において、アニメ等コンテンツの海外事業などで得た知見をいかし、ミャンマー市場に即したモバイルゲーム事業のマーケティング戦略の立案や実行を担当。
また、今回のゲーム事業参入にあわせて、KDDIは、シンガポールを拠点にし、アジア圏においてゲームの調達や開発、運用、マーケティングに優れた知見を有するモバイルゲーム事業を展開するGO GAME PTE. LTD.と戦略的パートナーシップを構築。KDDIが有するスマートフォンアプリの経験、知見と併せて、相乗効果をはかっていく。
会社概要
企業名:FUNCREATE PTE. LTD.
所在地:シンガポール共和国
代表者:Managing Director 清水秀樹
事業内容:モバイルゲームの収集、および開発
設立年月日:2018年11月22日(2019年4月26日に合弁化)
持株比率:KDDI 51%、住友商事49%
企業名:FUNCREATE MYANMAR LTD.
所在地:ミャンマー連邦共和国ヤンゴン管区
代表者:Managing Director 清水 秀樹
事業内容:ミャンマーにおけるモバイルゲームの配信、マーケティングおよび運用
設立年月日:2018年11月30日
持株比率:FUNCREATE PTE. LTD. 100%