トレーニングラボの所属トレーナーと栄養士がeスポーツ選手にあわせたコンディショニング方法やトレーニングなどを提供。
森永製菓株式会社(以下、森永製菓)は、世界で勝てるeスポーツ選手の育成を目的に、森永製菓トレーニングラボにてeスポーツ選手向けのサポートプログラムの提供を開始した。また、これにあわせてトレーニングラボのサイト内に「トレーニングラボ for esports」を開設し、サポートプログラムを受ける選手の様子やインタビューなどのコンテンツを発信するという。
対戦ゲームで競うeスポーツは、障害の有無や年齢に関わらず、フェアな条件で競えることで世界中からも注目を集めており、海外では賞金総額3000万ドル、国内でも優勝賞金1億円と、高額賞金がかかる大会が開催されている。
2019年の小学6年生の「将来就きたい職業」ランキング(クラレ調べ)では、はじめてeスポーツ選手が登場。2019年の茨城国体でもeスポーツが文化プログラムの競技として初採用された。
しかしながら、海外のトーナメント戦績では、日本選手はまだ海外のトップ選手には及ばない競技も多く、大きな差が存在している。この要因には、単純な力不足ということ以外にも、日本国内では選手を育成支援する環境や体制が行き届いていない面があるという。
そこでトップアスリートをサポートするトレーニングラボとして、eスポーツ選手のコンディショニングについても啓蒙、支援し、eスポーツ界の発展に貢献できるサポートプログラムの提供を開始した。
このプログラムでは、トレーニングラボに所属する国内トップレベルのトレーナーや栄養士が、各選手にあわせたコンディショニング方法を中心に、食事からフィジカルコンディショニング、メンタルトレーニングまでを、トータルでサポートを提供。
心身の不調からくるパフォーマンスの低下を防ぎ、常にハイパフォーマンスを発揮できるよう、個人でもできるコンディショニング方法を指導する。それらの一部に関しては、ウェブサイトでも公開する予定だ。
その他にも、選手の要望にあわせたコーチングや、森永製菓商品の提供も行なうとのこと。
現在、横浜F・マリノスeスポーツチームや、Burning Core、JUPITERに対して「トレーニングラボ for esports」の提供が決まっていて、今後も提供チームや選手数を増加していくという。
サポートプログラムに興味があるチーム関係者の応募も募集中だ。