モバイルゲーム事業の複数のヒットタイトルで収益構造が強化。中長期に向けた成長への投資強化で利益は減少。
株式会社アカツキは、2020年3月期決算(連結)を5月13日(水)に発表。当連結会計年度の業績は、売上高320億4800万円(前期比13.9%増)、営業利益110億5300万円(同18.9%減)、経常利益107億7900万円(同20.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益66億2000万円(同15.8%減)となった。
経営成績に関する説明
モバイルゲーム事業については、主力タイトル『ドラゴンボールZ ドッカンバトル(株式会社バンダイナムコエンターテインメントより配信)』国内版が5周年イベントでストアセールスランキング1位を獲得。『ロマンシング サガ リ・ユニバース(株式会社スクウェア・エニックスより配信)』についても2019年12月の1周年記念イベントでストアセールスランキング1位を獲得するなど、収益の柱として好調に推移した。
また、2019年9月にリリースした欅坂46・日向坂46応援[公式]音楽アプリ『UNI’S ON AIR(ユニゾンエアー)』については、リリース初日、及びテレビCM放送にあわせた大型イベント開催時に、ストアセールスランキングで最高7位を獲得など、複数タイトルによる収益構造がより強固になったとのこと。
ライブエクスペリエンス事業については、リアルエンターテインメント領域への取り組みを積極的に実施。横浜駅直通の複合型体験エンターテインメントビル「アソビル」でのコンテンツ「Puchu!」や「うんこミュージアム」のブランド化及び横展開を行なってきたが、全体としてより効率的な体制にシフトした。