アエリア、新型コロナウイルスの影響で収益が伸びず営業損失2億円 2020年12月期第1四半期決算

アエリア

ゲームの開発運営を行なうコンテンツ事業はイベント中止などに加え、ソフトウエアの開発費及び償却費増加で利益大幅減。

株式会社アエリア(以下、アエリア)は、2020年12月期第1四半期決算(連結)を5月22日(金)に発表した。当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高65億7400万円(前年同期比8.7%減少)、営業損失2億8000万円(前年同期は営業利益8億900万円)、経常損失3億4200万円(前年同期は経常利益7億8000万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失47億8700万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益5億1700万円)になった。
た。

アエリア決算

経営成績に関する説明

アエリアグループは、コア事業であるITサービス事業について安定した収益基盤を強化した。コンテンツ事業についても、スマートフォンやタブレットなどのモバイルコンテンツの開発事業及び配信、運営を強化するとともに、子会社各社の強みを生かして、ターゲット層を絞ったニッチ・マーケットでの基盤をつくり、深耕を進めてきた。

また、アセットマネージメント事業では、規模が小さく、事業期間の短い収益不動産を中心に展開することで、事業リスクをコントロールし、金融機関の融資姿勢などを鑑みて、慎重に事業を運営してきた。

セグメント毎の業績は以下。

ITサービス事業
オンライン電子出版に特化したアフィリエイトプラットフォーム事業を行なう株式会社ファーストペンギン、データサービス事業を行なう株式会社エアネットが安定した収益を獲得した。

しかしながら、アフィリエイト広告収益の減少に伴い、売上高及び営業利益が減少した。

上記の結果、売上高は10億7500万円(前年同期比25.6%減)、営業利益は1億2300万円(同8.0%減)となった。

コンテンツ事業
スマートフォンやタブレット向けゲームの開発や配信、運営、キャラクターグッズの販売などを行なっている。

当期は新型コロナウイルス感染症の拡大により、イベントなどの延期や中止が相次ぎ収益が伸びなかったことに加え、ソフトウエアの開発費及び償却費が増加したことで収益が減少した。

上記の結果、売上高は34億8500万円(前年同期比20.9%減)、営業損失は4億4200万円(前年同期は営業利益6億4400万円)だった。

アセットマネージメント事業
不動産の賃貸及び売買、国内外の企業への投資などを行なっている。

上記の結果、売上高は20億4700万円(前年同期比50.3%増)、営業利益は3700万円(同12.7%増)だった。

関連サイト

株式会社アエリア公式サイト
2020年12月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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