両社のノウハウをあわせることで、消費の場に楽しい体験を創出し、より継続性と双方向性の高いリテールテインメントの提供を目指す。
株式会社セガのグループ会社であるクロシードデジタル株式会社(以下、クロシードデジタル)は、デジタル技術を活用した次世代型テーマパーク「リトルプラネット」を運営する株式会社プレースホルダ(以下、プレースホルダ)と、リテールテインメント(リテール×エンタテインメント)領域での協業に合意したことを発表した。
昨今、小売店舗を「消費」の場だけにとどめず、利用者にあわせた楽しい「体験」を提供する場に変えることで愛着度や満足度を向上させる動き(リテールテインメント)が国内外で加速している。
クロシードデジタルは、セガのグループ会社として培ったコンテンツ開発ノウハウを持ち、これまでエンタテインメントの切り口から様々な企業や社会の課題解決や、デジタル戦略の推進に取り組んできており、その知見を活かして、プレースホルダと連携することで、デジタルトランスフォーメーションを推進するリテール事業者に向けて効果的なソリューションパッケージを提供し、リテールテインメントの向上を目指していく。
初期段階では、AR(拡張現実)体験アプリとIP(知的財産)をあわせたエンタテインメントコンテンツなど、両社の既存アセットを活用したパッケージの提供からはじめ、将来的にはオンラインとオフラインが融合した購買体験の創出を実現する、新しいソリューションの開発も行なうとのこと。