ユーザー制作コンテンツやインディゲーム事業の拡大を目的とした子会社。国内外で業務提携も視野に入れて世界規模で事業を展開。
株式会社KADOKAWA(以下、KADOKAWA)は、6月25日に行なった取締役会において、簡易新設分割により完全子会社の株式会社Gotcha Gotcha Games(以下、Gotcha Gotcha Games)を設立し、KADOKAWAのゲーム事業推進室におけるUGC(User Generated Content)・インディゲーム事業準備室で営まれている事業を承継させることを発表した。
KADOKAWAグループは、書籍や映画、アニメ、ゲーム、UGCプラットフォームなどを通して、多彩なIPを安定的に創出し、世界に展開する「グローバル・メディアミックス」の推進を基本戦略としている。そのなかでも、ゲーム事業では、UGCプラットフォームの強化とクリエイターの発掘を重要施策のひとつとして位置づけている。
ゲームUGC事業の中心として約30年にわたって、ユーザーがゲームを作ることができる「ツクール」シリーズの開発と販売を行ない、全世界のゲームファンから支持を得てきたが、今後、UGC・インディゲーム事業を一層拡大させることを目的として、新設したGotcha Gotcha Gamesが当該事業へ特化することで、事業展開を加速させていくとのこと。
Gotcha Gotcha Gamesでは、「誰もがゲームクリエイターになれるワクワクする体験を届ける」をミッションに、国内外における業務提携も視野に入れながら、全世界規模で事業を展開する。
Gotcha Gotcha Gamesの設立は2020年9月1日を予定しており、株式会社角川ゲームスの取締役である成田聖氏が代表取締役社長に就任する予定だ。