前年同期比で売上は増加したものの、従業員の増加による人件費を中心とした販管費の増加で利益減。
UUUM株式会社(以下、UUUM)は、2020年5月期決算短信(連結)を7月14日(火)に発表した。当期の売上高は224億5994万円(前期比13.9%増)、営業利益は9億9378万円(同20.3%減)、経常利益は9億3287万円(同25.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は3億5894万円(同59.6%減)となった
経営成績に関する説明
UUUMでは、新たなクリエイタ-の獲得や育成、クリエイタ-を活用したプロモ-ションビジネスの拡大などといった事業基盤を強化するとともに、チャンネル運営やイベント、グッズをはじめとする新規事業の拡大にも注力してきた。
売上高については、動画広告市場の拡大がアドセンスや広告収益に寄与したが、当第4四半期連結会計期間における新型コロナウイルス感染症の影響で、広告主による広告出稿金額の減少やイベント自粛などの影響を受けた。
利益の減少については、売上増加に伴う売上総利益の増加があった一方で、従業員増加による人件費を中心とした販管費が増加したことによる。
親会社株主に帰属する当期純利益については、主に新型コロナウイルス感染症拡大防止によるイベント自粛に関連した損失、本社移転に伴う一時費用、投資先の評価損失を特別損失として計上したことにより、前期比で減少した。