コロナ禍でもフルリモートで音声作品を制作。音声コンテンツ配信アプリ「ear.style」でボイスノベルを配信。
音声コンテンツ配信アプリ「ear.style(イアスタイル)」を開発する株式会社EARS(以下、EARS)は、声優プロダクションの株式会社アル・シェア(以下、アル・シェア)とボイスノベル制作に関する協業を開始したことを発表した。
音声コンテンツ市場はアメリカや中国で急成長しており、特にPodcastのオーディオドラマは、NetflixやAmazon Prime Videoで映像化することもあるほどユーザーから人気を集めている。日本でもラジオドラマやドラマCDは存在しているが、世界的な音声コンテンツ市場の急成長を受けて、今後は海外事例のようにアプリから手軽に聴けるオーディオドラマの需要が伸びていくと考えられている。
このような背景を受けて、EARSは新型コロナウイルス感染症が拡大している状況下においても、フルリモートで音声作品を制作できる体制を構築し、演技力に長けた多くの声優が所属する声優プロダクションのアル・シェアと連携してアプリ聴けるボイスノベルの配信を開始した。
日本の音声コンテンツ市場には、プロ制作のエンタメコンテンツがまだ少ないことから、今回の協業を通じて、音声コンテンツの聴取体験の普及を目指す。今後は、ユーザーからのフィードバックを受けて、求められている音声コンテンツを検証し、より一層面白いコンテンツを制作していくとのこと。