gumi、主力タイトルの『タガタメ』や『FFBE幻影戦争』などが国内外で好調 営業利益9.5億円 2021年4月期第1四半期決算短信

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モバイルオンラインゲーム事業で、自社タイトルやスクエニとの協業タイトルが売上に大きく寄与。

株式会社gumi(以下、gumi)は、2021年4月期第1四半期決算短信(連結)を9月10日(木)に発表した。当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高53億5169万8000円(前年同期比11.1%増)、営業利益9億5046万6000円(同632.7%増)、経常利益10億8245万8000円(同2528.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益9億162万1000円(前年同期は1億7163万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となった。

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セグメントごとの状況は次のとおり。

経営成績に関する説明

モバイルオンラインゲーム事業
売上高に関しては、主力タイトルである「ファントム オブ キル」、「誰ガ為のアルケミスト(日本語版)・(海外言語版)」、「クリスタル オブ リユニオン」及び株式会社スクウェア・エニックス(以下、スクエニ)との協業タイトル「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス(日本語版)・(海外言語版)」が堅調に推移したことに加え、スクエニと共同開発し2020年4月期に配信を開始した「WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争」が国内外にて好調に推移し、売上に大きく寄与した結果、前年同期比で増収となった。

営業利益に関しては、売上高の増加に加え、費用対効果を重視した効率的なプロモーションの実施により広告宣伝費が減少したことから、前年同期比で増益となった。

この結果、売上高は53億2759万5000円(前年同期比10.6%増)、営業利益は10億2933万4000円(前年同期比251.5%増)となった。

XR事業(VR、AR、MR等)
XR事業に関しては、将来、市場の急拡大が見込まれるXR市場において早期に優位なポジションを築くことが重要な課題であると考えている。gumiグループは、市場の状況に合わせて投資を行なう方針であり、市場の黎明期においては国内外にて主にファンド出資を通じたXR関連企業の成長支援を実施し、また成長期においてはコンテンツの開発を主体的に取り組み、XR事業の収益化を目指している。

当第1四半期連結累計期間においては、Tokyo XR Startups株式会社等におけるインキュベーションプログラムを通じ、世界を代表する企業の育成と輩出を目指して国内外のXR市場におけるスタートアップ企業に対し様々な支援を提供いたした。

また、当社グループが参画しているVR Fund,L.P.を通じたグローバル投資を実行し、有力な技術・コンテンツ・人材を保有する企業との戦略的な連携をはかった。

この結果、営業損失は6247万6000円(前年同期は1億639万4000円の営業損失)となった。

ブロックチェーン事業
ブロックチェーン事業に関しては、当該事業を取り巻く法令及び行政の対応等を踏まえつつ、国内外の有力企業への投資を通じ、早期の収益化を目指している。

当第1四半期連結累計期間においては、主に株式会社gumi Cryptosで行なっているコンセンサスノードの運営や子会社である株式会社エイリムが投資先であるdouble jump.tokyo株式会社と共同開発した「BRAVE FRONTIERHEROES」が売上に寄与した。

また、引き続き株式会社gumi Cryptosを通じ、新たなテクノロジーを活用する世界各国のブロックチェーン企業に対し、様々な支援を提供した。

この結果、売上高は2410万2000円(前年同期はなし)、営業損失は1639万1000円(前年同期は5669万3000円の営業損失)となった。

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