レゴグループ、3年間で最大4億ドルをサステナビリティへの取り組みに投資を発表

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レゴの製品ボックスの使い捨てのビニール袋を紙袋に変更。その他、教育などの活動に投資を実施。次世代の為により良い環境を構築することを目指す。

レゴジャパン株式会社が所属するレゴグループは、持続可能性と社会的責任の取り組みを加速することを目的に、継続的なコストと長期的な投資に対して、最大4億ドルを拠出する計画を発表した。

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この投資により、レゴグループは次世代の為により良い環境を構築するため、2025年までにすべてのパッケージを持続可能なものに変更することを決定した。

具体的には、レゴの製品ボックスに入っている使い捨てのビニール袋を段階的に廃止することに加えて、2021年から、国際的な森林管理の認証を行なう森林管理協議会(Forest Stewardship Council)認定のリサイクル可能な紙袋を試用していくとのこと。

このパッケージの変更について、レゴグループのCEOであるニールス・B・クリスチャンセン氏は「環境について子どもたちから、使い捨てのプラスチックパッケージを廃止してほしいという手紙をたくさんもらいました。すでに私たちは、代替案を模索していましたが、子どもたちからの情熱とアイデアがさらに私たちを後押ししてくれました」と、子どもからの手紙を公開している。

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レゴグループに届いた子どもからの手紙

その他の投資としては、遊びを通じた学びで子どもたちを刺激する、あるいは社会的および環境的に注目される様々な行動(例、ビジネスをより循環的にすること、カーボンニュートラルを達成すること)に充当するとのこと。この活動は、国連の持続可能な開発の2つの目標である「#4質の高い教育をみんなに」と「#12つくる責任とつかう責任」に沿った、意味のある長期的な変化を促進するとした。

レゴグループCEO ニールス・B・クリスチャンセン氏のコメント
「私たちは未来の世代が直面している根本的な課題を見逃すことはできません。地球と将来の世代を保護するために、今すぐに行動を起こすことが重要です。子どもたちをロールモデルとして見ている会社として、私たちは気候変動への緊急の対応を求めている何百万人もの子どもたちに刺激を受けています。私たちは、彼らが持続可能な未来を創造するために必要なスキルを開発する機会を得られるようにするべきだと信じています。当社のリソース、ネットワーク、専門知識、プラットフォームを使用して、前向きな変化を生み出すための取り組みを強化します」

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