映像会社を取得することで、映像作品の企画から配給、国内外へ向けたライツ販売までをワンストップで行なうことが目的。
株式会社ハピネット(以下、ハピネット)は、株式会社ファントム・フィルム(以下、ファントム・フィルムの株式を取得し、子会社化することを発表した。
ファントム・フィルムは、洋画や邦画の配給、企画、製作、宣伝などを行なう企業で、様々なヒット作品を手掛けてきたノウハウを持っている。
ハピネットも邦画やアニメ作品を中心に多くの映像作品を手掛けてきたが、今後のメーカー業の拡大において、ファントム・フィルムがハピネットグループに入ることで、ファントム・フィルムのノウハウが大きな強みになり、映像作品の企画、製作、配給のほか、国内外へ向けたライツやパッケージ販売まで、一気通貫したビジネスが行なえるようになり、良質な作品を多くの人に届けられると判断したことから、今回の株式の取得に至ったという。
今回の買収に関して、ハピネットは、2021年3月期の業績(連結・個別)に与える影響は軽微であるが、中長期的には収益向上に寄与すると見込んでいるとのこと。