日販、2020年9月期の店頭売上調査の結果を公表 コミックは12か月連続で前年比増

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今年と前年ともに売上データが取得できている店舗1693店を対象に調査。「ONE PIECE」「とんでもスキルで異世界放浪メシ」などがコミック売上をけん引。

日本出版販売株式会社(以下、日販)は、2020年9月期の店頭売上前年比調査の結果を10月7日(水)に好評した。9月の店頭売上(全体)は前年比2.1%増加し、2008年の集計開始以来、初となる5か月連続で前年売上ごえを記録したとのこと。

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この調査は、当年と前年ともに売上データが取得できている店舗1693店を対象に2020年9月1日~9月30日の売上結果をまとめたもの。

コミックに関しては、12か月連続で前年の記録を上回る結果になり、好調を維持しているとのこと。

雑誌扱いコミックでは『ONE PIECE 97(尾田栄一郎/集英社)』『SPY×FAMILY 5(遠藤達哉/集英社)』『キングダム 59(原泰久/集英社)』『進撃の巨人 32(諫山創/講談社)』など、人気シリーズ作品が売上を伸ばしていた。

書籍扱いコミックに関しても、『とんでもスキルで異世界放浪メシ 6(江口連/オーバーラップ)』『ある日、お姫様になってしまった件について 4(Spoon/KADOKAWA)』などが売上をけん引した。

開発品においては、音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク」の初のガイドブック『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Official Guide Book 初回限定版(EVIL LINE RECORDS/講談社)』が売上を伸ばしたものの、前年ごえには至らなかったそうだ。

日販公式サイトの調査結果では雑誌や書籍などの発売品の売上分析も掲載されている。詳細は公式サイトで確認してほしい。

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