ATTNへの出資で、東南アジア地域で最も影響力のあるeスポーツチーム「EVOS」の日本進出を支援。
株式会社ストライダーズ(以下、ストライダーズ)は、新しい投資戦略として、海外子会社のStriders Global Investment Pte. Ltd.を通して、東南アジアで影響力を持つeスポーツチーム「EVOS」の運営会社であるAttention Holdings Pte. Ltd. (以下、ATTN)に投資したことを発表した。
ATTNは、シンガポールに本社を構えてインドネシアやタイ、ベトナム、マレーシアなどで事業を展開している企業。
EVOSは、東南アジアを中心に活動しているeスポーツチームで、5か国14チームにまたがって62人の選手が所属している。YouTube、Instagram、FacebookなどのSNSで、フォロワー500万人超を抱えており、影響力を持ったeスポーツブランドだ。
今回の出資は、ストライダーズが業務提携しているインドジェン・キャピタルに仲介によって実現し、今後、ストライダーズがATTNの日本進出をパートナーとして支援することで、日本のeスポーツ産業のさらなる発展に寄与するとのこと。
ストライダーズ 代表取締役 早川良太郎氏のコメント
「今回の投資をきっかけに、当社はインドジェン・キャピタル、そしてATTNとタッグを組み、日本への進出を目指します。5Gの導入や新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大に伴い、日本のeスポーツ産業も急速に発展することが予想されています。ATTNは、業界における深い知識と経験を活かし、東南アジアでの成功を日本でも再現したいと考えています。今回の投資は、当社が今後インドネシアで行うVC投資の嚆矢となるでしょう。」
インドジェン・キャピタル マネージング・パートナー チャンドラ・フィルマント氏のコメント
「私たちが、インドネシアにおけるストライダーズ社のローカル・パートナーになったことを大変嬉しく思っています。ファンドとして、私たちが最初に思い描いたビジョンは決して変わることはありません。つまり、東南アジア地域の有望なアーリーステージのベンチャー企業に投資するだけでなく、より重要なことは、ベンチャー企業がパートナーシップやコラボレーションを通じてビジネスを拡大するのを支援する上で、私たちの強力なローカルネットワークを活用することです。EVOSへの投資は、今後実現される投資支援形態の一つであると考えています。今後も、ストライダーズ社とのパートナーシップを通して、日本市場への参入を目指すEVOSを支援しながら、日本におけるeスポーツを成長させていきたいと考えています。」