露ゲーム会社MY.GAMES、2020年第3四半期の収益を発表 前年同期比33%増の151億円

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ロシアから世界各国に展開しているゲーム開発会社。日本市場では『Zero City』や『Left to Survive』が好調。

ロシアのインターネット会社Mail.ruグループのゲームブランドMY.GAMESは、2020年第3四半期の収益が、前年同期比33%増の1億4500万ドル(約151億8150万円)になったことを発表した。

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MY.GAMESは、ロシアやヨーロッパ、アメリカに11の事業所と13の開発スタジオを構えて、PCや据え置き型、モバイル向けのゲームタイトルを開発している企業だ。代表作には、Pixonic Studioのモバイルゲーム『War Robots』や、シューティングゲーム『Left to Survive』などがある。

2020年第3四半期の収益に関しては、約90%が所有する知的財産権によるもので、モバイルのライセンスタイトルによる収益が75%をしめたとのこと。8月には新作としてカジュアルゲーム『Storyngton Hall』をリリースしている。

日本市場においてもモバイルゲームが好調で、『Zero City』の新規ユーザー数が前年同期比で69%増、『Left to Survive』ではアプリ内購入が前年同期比44%増となったと発表している。

今回の決算について、MY.GAMESの最高経営責任者ヴァシリー・マグリャン氏は「COVID-19による世界的なロックダウンが6月に解除され、人々は外に出て行って夏を楽しんだものの、当社は世界市場を上回って第3四半期の間も安定的に成長を続けました。世界の現状にもかかわらず、質の高いゲームとサービスをプレイヤーへ提供し続けています。モバイルタイトル『Storyngton Hall』『Grand Hotel Mania』、そしてモバイルクラシックをリマスターした『War Robots』は、プレイヤーの間で大変好評をいただいています。第4四半期も、順調な傾向を維持していければと思います。」とコメントした。

※1ドル、104.7円で計算。

関連サイト

ゲームブランド「MY.GAMES」公式サイト(海外サイト:英語)

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