昨今の国際政治情勢や新型コロナウイルス感染症の影響で、台湾子会社の登記完了が2021年1月下旬前後になる見通しになったと発表。
株式会社ケイブ(以下、ケイブ)は、2020年11月に予定していた、台湾における海外子会社(名称未定)の設立(関連記事)を、2021年1月下旬に延期することを発表した。
ケイブグループは、2020年5月期まで4期連続の営業赤字を計上しており、業績回復及び企業価値の増大を目指すにあたって「ゲーム領域以外の事業の創出」が急務であることから、台湾に子会社を設立し、ライブ配信アプリなどを、アジア圏をはじめとするグローバルに展開することや、グローバル展開可能な新規事業の創出及び開発などの事業を行なうことで、日本だけでなく、中華圏や東南アジア、欧米といった海外マーケットの需要を取り込み、事業拡大を目指しているとのこと。
2020年11月中を予定として現地法人の設立準備を進めていたが、台湾における経済部投資審議委員会への現地法人設立の申請が、昨今の国際政治情勢、並びに、新型コロナウイルス感染症の予防対策などといった影響を受けて遅延しており、登記完了が2021年1月下旬前後になる見通しになったそうだ。