「台湾と日本の歴史」「台湾の民俗」「ファンタジー」などをテーマにした作品や、台湾で活躍する25人のマンガ家を紹介。
台北駐日経済文化代表処台湾文化センター(以下、台湾文化センター)と文化内容策進院(台湾クリエイティブコンテンツエージェンシー 略称、TAICCA)は、台湾オリジナルのマンガをPRするイベント「台湾漫画夜市」を、台湾文化センターとオンラインで開催している。
今回のイベントは、文化内容策進院が持つ台湾のマンガIP(版権)の基礎を活用したイベントで、「台湾と日本の歴史」や「台湾の民俗」「ファンタジー」「アート文化」などをテーマにした作品と共に、台湾で活躍している25人のマンガ家の紹介を行なっているようだ。
メインイメージは台湾のマンガ家の左萱氏が手掛け、きめ細やかで温かい筆使いにより、廟前の夜市や蚵仔煎、炒め物など、日本人が台湾で食べる屋台グルメなどを描いてインスタ映えする台湾漫画夜市の空間を演出。様々な台湾オリジナルマンガと共に、「夜市を散歩しながら物語を楽しむ」という体験を楽しんでもらえるようにと、描いたという。
また、台湾のマンガ家AKRU氏と日本人編集者の竹中式子氏による「BLだけじゃない!セクシャルマイノリティのストーリーが熱い」「日台友好?日本に関する物語がこんなにたくさん」「自由で個性炸裂!コスプレイヤーだって国会議員」など、台湾のマンガに関する話題をテーマにした動画をイベント公式サイトとYouTube公式チャンネルで公開している。
イベント公式サイトでは台湾マンガの試し読みも行なっており、今後、日本の人々とアニメ業界に台湾マンガを紹介する窓口や、台日文化産業の協力など、台湾のACG(アニメ、コミック、ゲーム)産業の日本市場進出にも活用していくとのこと。