アル、クリエイターの作業風景を配信する新サービス「00:00 Studio」をリリース

クリエイターとファンの「つながり」をつくることを目的にスタートしたライブ配信サービス。

マンガコミュニティ「アル」を提供するアル株式会社（以下、アル）は、クリエイターが作業中の様子をライブ配信できる新サービス「00:00 Studio（以下、フォーゼロスタジオ）」の正式版をリリースしたことを発表した。

フォーゼロスタジオは、“クリエイターが作業の様子を淡々とライブ配信するサービス”だ。名前の由来は「00:00」という動画のはじまりをさしており、「何かを生み出している途中経過をシェアすることで、物語のはじめから応援をしてもらう」という意味を込めたとのこと。

クリエイターの「作業中に孤独で辛い」「自分で作業をすすめなくてはならず、自分を強く律さないといけなくて大変」「作品が売れるかわからないという不安がある」という課題を解決するためにつくられたもので、フォーゼロスタジオで作業の様子を配信することで、ファンとつながり、軽いチャットを楽しめたり、みられているということで集中力がアップしたり、ファンの方から差し入れ（投げ銭）がもらえることもあるという。

視聴者にとっても、クリエイターの制作過程がみれたり、配信をみながら一緒に作業を進めたり、好きなクリエイターとコミュニケーションができたりと「つながり」が楽しめるという利点があるそうだ。

フォーゼロスタジオは11月からベータ版として配信していたが、マンガ家による作画の作業をはじめ、ライターによる執筆作業、エンジニアのコーディング、ハンドメイド作家による手芸作業、美容師によるパーマをかける様子、イカを釣る釣木の制作など、幅広いクリエイターに利用され、好評だったことから、今回の正式リリースとなった。