スタジオジブリ、『「アニメージュとジブリ展 ~鈴木敏夫の仕事~」それは、一冊の雑誌から始まった』を2021年4月から開催

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スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫氏の編集者としての仕事に焦点をあてた展覧会。東京の松屋銀座を皮切りに宮城県石巻市など全国を巡回予定。

株式会社スタジオジブリ(以下、スタジオジブリ)と株式会社ニュートラルコーポレーションは、展覧会『「アニメージュとジブリ展 ~鈴木敏夫の仕事~」それは、一冊の雑誌から始まった』を、東京の松屋銀座で2021年4月から開催することを発表した。

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(C) 1984 Studio Ghibli・H

鈴木敏夫氏は、日本初の本格的な商業アニメーション専門誌「アニメージュ」を1978年の創刊時から中心となって支え、「宇宙戦艦ヤマト」や「機動戦士ガンダム」に象徴される日本で最初のアニメブームを盛り上げた立役者のひとりだ。「アニメージュ」で様々な実験的な試みを行なうなかで、高畑勲氏や宮崎駿両監督と運命的な出会いを果たし、「風の谷のナウシカ」を世に送り出し、編集者でありながらスタジオジブリ誕生への道筋をつくったという。

この展覧会では、数々のヒット作を手掛けたスタジオジブリのプロデューサーである鈴木氏の“編集者”としての仕事に焦点をあて、鈴木氏が関わった1989年11月号までの12年弱にわたる「アニメージュ」をもとに、「機動戦士ガンダム(79年)」を軸とした爆発的なアニメブームから「風の谷のナウシカ(84年)」の成功、スタジオジブリの誕生、「天空の城ラピュタ(86年)」と、時系列に沿って振り返るとのこと。

そして「アニメージュ」をつくりながら確立していった“もう一つの仕事”として、鈴木流のプロデュース術にも着目。それがのちの作品制作にどのような影響を与えたのかなど、スタジオジブリのプロデューサーとしての鈴木氏にも焦点を当てる。

この展覧会は、2021年4月の東京の松屋銀座での開催を皮切りに、2021年夏に宮城県石巻市で開催。その後は全国を巡回する予定だそうだ。

イベント概要

タイトル:『「アニメージュとジブリ展 ~鈴木敏夫の仕事~」それは、一冊の雑誌から始まった』
会場・会期
東京会場:松屋銀座 8階イベントスクエア 2021年4月15日〜5月5日
宮城会場:石巻市 2021年夏
※宮城会場の詳細やその他会場は順次告知予定
※新型コロナウイルス感染症拡大の状況により、開催日時が変更となる場合がございます。詳しくは展覧会公式HPをご覧ください。
企画制作:株式会社ニュートラルコーポレーション
企画協力:株式会社スタジオジブリ・三鷹の森ジブリ美術館
協力:株式会社徳間書店

公式サイト: https://animage-ghibli.jp/

関連サイト

株式会社スタジオジブリ公式サイト

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