エスケイジャパン、コロナ禍による店舗の臨時休業や商品の発売延期で減収減益 営業利益約2億円 令和3年2月期第3四半期決算

エスケイジャパン

新型コロナウイルス感染症の影響による店舗休業や商品の発売延期で利益が大きく減少。一方で「鬼滅の刃」やマスクケースの販売が好調に推移。

株式会社エスケイジャパンは、令和3年2月期第3四半期決算短信(連結)を1月14日(木)に発表した。当第3四半期連結累計期間の売上高は40億800万円(前年同期比16.8%減)、営業利益は1億9500万円(同57.4%減)、経常利益は1億9900万円(同56.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億9200万円(同57.1%減)だった。

エスケイジャパン 決算

経営成績に関する説明

キャラクターエンタテインメント事業
2020年春に新型コロナウイルス感染症の拡大による影響で、取引先店舗の臨時休業が相次いだことで、定番キャラクターの受注の大幅な減少や、取引先からの強い要請による受注済み商品の出荷の順延が発生。また、不安定な市場環境下で新規コンテンツの発売を延期なども行なった結果、減収減益となった。

上記の結果、売上高21億5100万円(前年同期比35.0%減)、営業利益1億3900万円(同66.4%減)となった。

キャラクター・ファンシー事業
キャラクターエンタテインメント事業と同じく新型コロナウイルス感染症の拡大による影響で、大部分の取引先が臨時休業を余儀なくされただけでなく、営業再開以降も来店客数伸びなかったことが、定番キャラクター商品の売上が落ち込む一因になった。

一方で、人気マンガ「鬼滅の刃」の商品販売が非常に好調だったことと、バスボール(フィギュア入り入浴剤)、マスク関連商材の「マスクケース」の販売が好調に推移した。

上記の結果、売上高18億5700万円(前年同期比22.9%増)、営業利益5600万円(同26.4%増)となった。

関連サイト

株式会社エスケイジャパン公式サイト
令和3年2月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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