東京ガス、恋愛ゲーム『ふろ恋 私だけの入浴執事』で不正アクセスによる利用者情報の流出を発表

東京ガス

1月27日23時頃から1月28日9時頃の間に海外アダルトサイトへ誘引するリンクによる不正アクセスで、10365件のメールアドレスとニックネームが流出。

東京ガス株式会社(以下、東京ガス)は、同社がウェブサイトとスマートフォン用アプリで提供している恋愛ゲーム『ふろ恋 私だけの入浴執事(以下、ふろ恋)』のウェブサイトにおいて、不正アクセスによりウェブ会員10365件のメールアドレスとニックネームが流出していたことが判明したことを発表した。

東京ガス ふろ恋

これは、2021年1月27日(水)23時頃から1月28日(木)9時頃の間に、ふろ恋のウェブサイトとアプリ内に、海外アダルトサイトへ誘引するリンクが存在していたことによるもので、これで外部からの不正アクセスを疑い調査したところ、当該ウェブサイトが不正アクセスを受けて、登録していたウェブ会員10365件のメールアドレスとニックネームが流出していたことが判明したとのこと。

東京ガスでは、不正アクセスの確認後、すぐに原因究明と被害状況の調査を開始するとともに、当該ウェブサイトへの不正アクセスを遮断する対策を講じ、その上で、健全性を確認するため、1月30日(土)からふろ恋のウェブサイトとアプリを一時的に停止した。

流出した人には個別に事情を説明して詫びるとともに、注意喚起の案内を行なっているが、登録メールアドレスへの不審なメールの開封を控えるなど、注意をしてほしいとのこと。

現時点で、流出した情報が悪用された事実は確認していないが、1月30日(土)に警視庁に報告を行なった。

東京ガスは、今回の事態を真摯に受け止め、第三者によるシステム調査結果を踏まえたうえで、セキュリティ対策の徹底を行ない、再発防止につとめるとのこと。

ふろ恋の再開時期については、利用者の安全が確認できた段階で告知するそうだ。

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