DLE、当期は「妖怪人間ベラ」などを配給 営業損失4.7億円 2021年3月期第3四半期決算

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当四半期はIP価値の成長に連動してサービスを展開。将来的な収益に向けて広告や人件費などへの投資を実施。

株式会社ディー・エル・イー(以下、DLE)は、2021年3月期第3四半期決算短信(連結)を2月8日(月)に発表した。当第3四半期連結累計期間における売上高は6億6492万円、営業損失は4億7120万円、経常損失は4億6729万円、親会社株主に帰属する四半期純損失は4億2828万円だった。

DLE 決算

DLEでは、2019年月7月23日に行なった臨時株主総会において「定款の一部変更の件」が承認されたことを受けて、2019年度より決算日を6月30日から3月31日に変更しており、決算期変更の経過期間となる2020年3月期は2019年7月1日から2020年3月31日までの9か月間となった。

そのことから、当第3四半期と比較対象となる前第3四半期連結財務諸表は作成していないため、2020年3月期第3四半期連結累計期間と2020年3月期第3四半期連結会計期間の主要な業績指標等の推移、対前年増減率は記載していない。

DLE 決算 ハイライト DLE 売上推移

経営成績に関する説明

DLE社では、視聴者や消費者の多様化や変化のはやい嗜好や価値観、旬な時事ネタなどを捉え、適時に対応することを強みとするファスト・エンタテインメント事業を展開し、インターネット時代にマッチしたオリジナルコンテンツを量産してきた。

ソーシャル・コミュニケーション領域においては、IPの開発、取得を行ない、動画広告などのマーケティングサービスの提供、スマートフォン向けゲームアプリやメッセンジャーアプリ向けスタンプなどのデジタルコンテンツの企画開発、配信などを行なっている。当第3四半期連結累計期間では、引き続きIPの露出先の拡大や展開手法の多様化による、IP価値の成長に連動して、各サービスを展開してきた。

IPクリエイション領域においては、IPの新規開発、映画やTV、ネットメディアなどの映像コンテンツの企画開発、制作、総合的なプロデュースを展開し、当第3四半期連結累計期間においては、「妖怪人間ベラ(実写版)」などの制作売上を計上した。

関連サイト

株式会社ディー・エル・イー公式サイト
2021年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年3月期第3四半期決算説明資料

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