Apple Search Adsを活用してA/Bテストを行なうことで、オーガニックインストール数の向上を実現。
株式会社マイネット(以下、マイネット)は、「GAME ASO」の新サービスとして、App StoreクリエイティブのA/Bテストを行なう「GAME ASO with Apple Search Ads」を提供したことを発表した。
AppleはiOS14のアップデートに伴ってIDFAオプトインを必須とすることを表明しており、これによって、これまでスマートフォン向けアプリ(以下、スマホアプリ)で一般的だったプロモーション手法に大きく制限がかかり、アプリマーケティングは転換期を迎えているという。
この状況により、アプリストア最適化(ASO)は、これまで以上に重要なアプリマーケティング手法となり、特に、アプリストアのクリエイティブはスマホアプリをインストールするユーザーの目に必ずとまる場所であることから、改善は最重要になるとのこと。
しかしながら、アプリストアのクリエイティブは短期間でまわせる仮説検証回数が少なく、外部要因に大きく左右されることから、分析や評価が難しく、改善していないスマホアプリが多いのが現状だそうだ。
マイネットでは、GooglePlayやApp Storeで配信している累計50タイトル以上のゲーム運営で蓄積したアプリストアデータを活用することで、2019年12月から「GAME ASO(旧名称、スマホゲーム特化型ASO)」を提供している。
GAME ASOでは、これまではGooglePlayの公式機能であるストア掲載情報のテスト機能を利用して、GooglePlayクリエイティブのみA/Bテストを行なってきたが、今回提供をはじめる「GAME ASO with Apple Search Ads」では、Apple Search Adsを活用することで、App StoreクリエイティブのA/Bテストが行なえるようになったとのこと。
これにより、ゲームの世界観をいかしつつ、ユーザーを惹きつける高品質なクリエイティブを制作してA/Bテストを行なうことで、クリエイティブを最適化し、流入経路を限定しないCVR向上による全プロモーションのCPI削減やオーガニックインストール数向上を実現する。
サービス提供に先立ち、マイネットでは運営中の『未来家系図 つぐme』にG「AME ASO with Apple Search Ads」を活用したところ、コンバージョン・レート(CVR)は50%以上の向上、Apple Search AdsのCPIは40%以上の削減を実現した。さらに、実施した全タイトルにおいて、CVR向上、Apple Search AdsのCPI削減という結果になったとのこと。