明蓬館高等学校、デジタルハーツと産学連携を締結 プログラミング教育を推進

発達障害の生徒のプログラミング教育を推進し、進路選択の幅を広げるきっかけをつくる。

明蓬館高等学校は、株式会社デジタルハーツ(以下、デジタルハーツ)と、産学連携に関する協定書を締結したことを発表した。

明蓬館高等学校

明蓬館高等学校は、株式会社アーネストとともに発達障害のある生徒専門のプログラミング学習専科「CONEC(こねっく)」について、2021年4月の開設を目指して準備を進めている。

明蓬館高等学校とデジタルハーツは、経済産業省の「未来の教室」事業のなかで、発達障害のある若者などの可能性をいかしきれていない日本の現状に共通の課題意識を持ったており、明蓬館高等学校がこれまで培ってきた発達障害支援のノウハウを軸に、プログラミングとの親和性が注目されている発達障害の生徒のプログラミング教育を推進し、高校生年代からデジタルの分野を知り、進路選択の幅を広げるきっかけをつくることで、様々な強みを持った人材が共生できる社会の実現を目指すため、明蓬館高等学校のCONECプログラム内で、エシカルハッカー(※)養成講座を開講する運びになったそうだ。

CONECの開設にあたり、高校生向け学習教材検索システム「okedou」「okedic」「okenavi」を展開する株式会社SpesDen(以下、SpesDen)、ロボット・プログラミング学習キットKOOVを展開する株式会社ソニー・グローバルエデュケーション(以下、ソニー・グローバルエデュケーション)、中学生や高校生向けIT教育プログラム「Life is Tech Lesson」を展開するライフイズテック株式会社(以下、ライフイズテック)とも、それぞれ協力関係を結ぶことになったとのこと。

これにより、SpesDenとはアドバイザリーとコンテンツ面での協力関係を締結し、ソニー・グローバルエデュケーションやライフイズテックが、それぞれの強みをいかして生徒たちの支援について協議を行ない、協力企業としてコンテンツを提供していくそうだ。

※エシカルハッカー:高い倫理観と道徳心を兼ね備え、コンピュータやネットワークに関する高度な技術や知識用いて悪意を持つハッカー(クラッカー)からの攻撃を防ぐ活動等を行う技術者を指します。

関連サイト

明蓬館高等学校公式サイト