gumi、既存ゲームや『FFBE 幻影戦争』の収益が業績に貢献 営業利益18億円 2021年4月期第3四半期決算

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『ファンキル』や『タガタメ』などの主力タイトルや『FFBE 幻影戦争』が収益に大きく貢献。投資を行なっているXR事業やブロックチェーン事業では損失が縮小。

株式会社gumi(以下、gumi)は、2021年4月期第3四半期決算短信(連結)を3月12日(金)に発表した。当第3四半期連結累計期間の売上高は148億4514万円(前年同期比1.9%増)、営業利益は18億5447万円(同42.9%増)、経常利益は28億3774万円(同133.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は15億9852万円(同272.5%増)だった。

gumi 決算 gumi 決算概要 gumi 収益推移

経営成績に関する説明

モバイルオンラインゲーム事業
売上高に関しては、主力タイトルの『ファントム オブ キル』や『誰ガ為のアルケミスト(日本語版・海外言語版)』『クリスタル オブ リユニオン』に加えて、株式会社スクウェア・エニックス(以下、スクエニ)との協業タイトル『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス(日本語版・海外言語版)』が堅調に推移した。

また、スクエニと共同開発し、2020年4月期に配信した『WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争』も国内外で好調に推移し、売上に寄与したことで、前年同期比で増収となった。

営業利益に関しては、売上高の増加に加え、費用対効果を重視した効率的なプロモーションにより広告宣伝費が減少したことで、前年同期比で増益となった。

上記の結果、売上高は147億7262万円(前年同期比1.5%増)、営業利益は20億1203万円(同16.4%増)だった。

XR事業(VR、AR、MR等)
当第3四半期連結累計期間においては、Tokyo XR Startups株式会社などにおけるインキュベーションプログラムを通じて、世界を代表する企業の育成と輩出を目指し、国内外のXR市場におけるスタートアップ企業へ様々な支援を提供した。

また、gumiグループがジェネラル・パートナーとして参画しているVenture Reality Fundを通じたグローバル投資を行ない、有力な技術やコンテンツ、人材を保有する企業との戦略的な連携を行なってきた。

上記の結果、営業損失は1億2280万円(前年同期は営業損失2億7904万円)だった。

gumi XR

ブロックチェーン事業
当第3四半期連結累計期間においては、主に株式会社gumi Cryptosで行なっているコンセンサスノードの運営売上が寄与した。

また、引き続き株式会社gumi Cryptosを通じて、新たなテクノロジーを活用する世界各国のブロックチェーン企業に対し、様々な支援を提供した。

上記の結果、売上高は7251万円(前年同期比270.3%増)、営業損失は3475万円(前年同期は営業損失1億5237万円)だった。

gumi ブロックチェーン

関連サイト

株式会社gumi公式サイト
2021年4月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年4月期第3四半期決算説明資料

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