ビリビリ、日本と中国の原型師を対象にした「第一回CHEフィギュア原型コンテスト」を開催

原型師に焦点をあてて、優秀な人材を発掘し育成することが目的。最優秀賞には賞金50万元（約800万円）を贈呈。

株式会社ビリビリは、8月20日（金）から行なわれるオンラインホビーイベント「CHINA HOBBY EXPO」にて、日本と中国の原型師を対象にした「第一回CHEフィギュア原型コンテスト」を開催することを発表した。

近年、中国国内のアニメ産業の大きな発展に伴って、フィギュアコレクターが増加し、原型師という職業も注目を浴びるようになっている。

原型師は、キャラクターフィギュアの制作過程でとても重要な役割を担当しており、優秀な原型師になるためには人体構造の知識や熟練した技術、キャラクターに対する深い理解、独創的なクリエイティビティが必要で、どんなフィギュアの原型にもあくなき探求心と匠の精神が込められているという。

その原型師に焦点をあてたコンテストが、今回初開催となる「第一回CHEフィギュア原型コンテスト」。

賞金総額は100万元（約1600万円）で、実績や知名度に関わらず受賞のチャンスがあり、ノミネート作品は「CHINA HOBBY EXPO」特設ウェブサイトで公開されるほか、WeiboやTwitterなどの各種SNS、ホビー系情報サイトなどでも紹介されるそうだ。

審査員は、石長櫻子氏（フィギュア原型師）や緋路氏（フィギュア原型師）、大山竜氏（フィギュア原型師）、kikiing氏（フィギュア原型師、フィギュアメーカー「Hobbymax」創立者）、之一羅其勝氏（彫刻家、彫刻スタジオ「開天工作室」創立者）、serpent氏（フィギュア原型師、フィギュアメーカー「APEX」制作部マネージャー）といった、国内外の著名原型師がつとめるとのこと。