デジタルハーツHD、6月24日付の代表取締役の異動及び役員人事を発表

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二宮取締役が代表取締役社長 CEOに就任。2021年3月期の通期連結業績予想の修正も発表。

株式会社デジタルハーツホールディングス(以下、デジタルハーツHD)は、4月23日(金)に行なった取締役会において、2021年6月24日付の代表取締役の異動と役員人事を内定したことを発表した。6月24日開催予定の定時株主総会と取締役会において正式に決定するとのこと。

デジタルハーツ 人事

この人事異動は、デジタルハーツHDが手掛ける事業を確実、かつ加速度的に成長させるために行なうもので、各事業責任者や現場担当者がオーナーシップを持ち、現場からのボトムアップに対して自主的に判断できる組織への移行を目指すという。

新経営体制では、これまでエンタープライズ事業を一から現場で育ててきた取締役の二宮氏(エンタープライズ事業管掌)と、M&Aを通じて多くのリーダーを巻き込んできた取締役 CFOの筑紫氏を中心とする「フォロワーシップ型」組織に移行し、高度専門技術人材やグローバル人材など、中核メンバーが同じ目標に向け力を結集できる集団に進化させるとのこと。

また、デジタルハーツHDは、最近の業績の動向などを踏まえ、2020年8月11日に公表した2021年3月期の通期連結業績予想の修正も発表した。

利益に関しては、テストセンターであるLab.の業務改革の効果が現れるとともに、これまで先行投資を続けてきたエンタープライズ事業で通期黒字化が見込まれ、エンターテインメント事業とエンタープライズ事業がともに好調に推移していることから、営業利益と経常利益が、計画を大きく上回ることになったそうだ。

一方、親会社株主に帰属する当期純利益に関しては、連結子会社Orgosoft Co., Ltd.の株式取得時に発生したのれん約9000万円の減損損失や、自社利用のソフトウェアなどに係る減損損失約3億円などを計上する予定とのこと。

この結果、修正後の2021年3月期通期連結業績予想は、売上高230億8000万円、営業利益19億円、経常利益19億5000万円、親会社株主に帰属する当期純利益10億円の見込みだ。

デジタルハーツ 決算修正

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