任天堂、Nintendo Switchが好調 当期ミリオンセラーは36タイトル 営業利益6406億円 2021年3月期決算短信

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『あつまれ どうぶつの森』や『マリオカート8 デラックス』など自社タイトルの好調に加えて、ソフトメーカータイトルの売上も伸長。

任天堂株式会社(以下、任天堂)は、2021年3月期決算短信(連結)を5月6日(木)に発表した。2021年3月期の経営成績は、売上高は1兆7589億円(うち、海外売上高1兆3614億円、海外売上高比率77.4%、前期比34.4%増)、営業利益は6406億円(前期比81.8%増)、経常利益は6789億円(前期比88.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は4803億円(前期比85.7%増)となった。

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当期は、Nintendo Switchソフトウェアの販売が好調に推移し、ハードウェアの販売拡大に大きく貢献した。

特に前期までに発売したタイトルが引き続き販売を伸ばし、『あつまれ どうぶつの森』が2085万本(累計販売本数3263万本)、『マリオカート8 デラックス』が1062万本(累計販売本数3539万本)、『リングフィット アドベンチャー』が738万本(累計販売本数1011万本)を記録した。

また、「スーパーマリオブラザーズ35周年」のキャンペーンタイトルとして当期に発売した『スーパーマリオ 3Dコレクション』と『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』がそれぞれ901万本、559万本の販売となった。

これらの自社タイトルに加えて、ソフトメーカーのタイトルも同様に販売を伸ばしたことで、当期のミリオンセラータイトルはソフトメーカーのタイトルも含めて36タイトルとなった。

これらの結果、ハードウェアの販売台数は2883万台(前期比37.1%増)、ソフトウェアの販売本数は2億3088万本(前期比36.8%増)となった。

ゲーム専用機におけるデジタルビジネスでは、Nintendo Switchのパッケージ併売ダウンロードソフトによる売上が好調に推移したほか、『ポケットモンスター ソード・シールド エキスパンションパス』や『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の「ファイターパス Vol.2」などの追加コンテンツも販売を伸ばした。

さらに、ダウンロード専用ソフトやNintendo Switch Onlineによる売上も順調に推移し、デジタル売上高は3441億円(前期比68.5%増)となった。

モバイルビジネスでは、多くのユーザーが継続してアプリを楽しんでおり、モバイル・IP関連収入等の売上高は570億円(前期比11.3%増)となった。

これらの状況により、売上高は1兆7589億円(うち、海外売上高1兆3614億円、海外売上高比率77.4%)、営業利益は6406億円、経常利益は6789億円、親会社株主に帰属する当期純利益は4803億円となった。

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