アエリア、売上減も不採算コンテンツのコスト削減効果で黒字化 営業利益2.8億円 2021年12月期第1四半期決算

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新型コロナウイルス感染症の拡大でイベントの延期や中止が発生し、ITサービス事業でもアフェリエイト広告の収益が減少。

株式会社アエリアは、2021年12月期第1四半期決算短信(連結)を5月14日(金)に発表した。当第1四半期連結累計期間の経営成績については、売上高52億3100万円(前年同期比20.4%減)、営業利益2億8100万円(前年同期は営業損失2億8000万円)、経常利益2億7000万円(前年同期は経常損失3億4200万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益1億8500万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失47億8700万円)だった。

アエリア 決算

経営成績に関する説明

ITサービス事業
データサービス事業を行なう株式会社エアネットが安定した収益を獲得している。

一方で、オンライン電子出版に特化したアフィリエイトプラットフォーム事業を行なう株式会社ファーストペンギンの決済代行収益や、アフィリエイト広告収益の減少に伴い、売上高と営業利益が前年同期比で減少した。

上記の結果、売上高は7億5900万円(前年同期比29.3%減)、営業利益は5400万円(同55.4%減)だった。

コンテンツ事業
スマートフォンやタブレット向けゲームの開発、配信、運営、キャラクターグッズの販売などを行なっている。

新型コロナウイルス感染症の拡大による影響で、イベントなどの延期や中止により、売上高は減少したが、前期において実施した不採算コンテンツにかかるコスト削減効果により営業利益は増加した。

上記の結果、売上高は32億2600万円(前年同期比7.4%減)、営業利益は1億5400万円(前年同期は営業損失4億4200万円)となった。

アセットマネージメント事業
不動産の賃貸や売買、国内外の企業などへの投資を行なっている。

当期四半期は、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響で、十分な営業活動ができないことから売上高が減少した。

上記の結果、売上高は12億7400万円(前年同期比37.7%減)、営業利益は7300万円(同95.8%増)となった。

関連サイト

株式会社アエリア公式サイト
2021年12月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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