エヌジェイHD、ゲーム事業の受託案件が計画通りに推移 営業利益1.8億円 2021年6月期第3四半期決算

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ゲーム事業は順調に推移。モバイル事業はコロナ禍の影響で来店者減少も端末購入の需要もあり販売台数は回復傾向。

株式会社エヌジェイホールディングスは、2021年6月期第3四半期決算短信(連結)を5月13日(木)に発表した。当第3四半期連結累計期間の売上高は90億2200万円、営業利益は1億7900万円、経常利益は1億7100万円、親会社株主に帰属する四半期純損失は7800万円だった。

エヌジェイ 決算

なお、決算期変更に伴い、2020年6月期第3四半期(2019年4月1日から2019年12月31日)と2021年6月期第3四半期(2020年7月1日から2021年3月31日)は期間が異なるため、対前年同四半期増減率は記載していない。

エヌジェイ サマリー

経営成績に関する説明

ゲーム事業
株式会社ゲームスタジオ、株式会社トライエース、株式会社ウィットワン、株式会社ウィットワン沖縄、株式会社テックフラッグにてゲームの開発受託、運営受託などを行なっている。

当第3四半期連結累計期間の売上については、受注済み案件を中心に概ね予定どおり進捗した。利益に関しても、概ね予定どおり進捗したことや、人員の稼働率についても改善につとめた。

上記の結果、売上高は70億4000万円、セグメント利益は4億800万円となった。

エヌジェイ ゲーム エヌジェイ ゲーム案件

モバイル事業
株式会社ネプロクリエイトにてauショップなどのキャリアショップや、複数の通信事業者の端末、サービスを取り扱う販売店PiPoPark(ピポパーク)を運営している。

当第3四半期連結累計期間の売上については、一昨年の分離プランや値引き規制等の法改正の施行以降、コロナ禍の長期化の影響もあって、来店数は前年を下回る状態が続いたが、端末購入需要は底堅く、販売台数が想定した水準にまで回復した。

利益に関しては、2021年の春商戦において、3G停波に伴う買い替え需要や新料金プランの開始などに誘起された需要もあり、客足は戻り傾向のなか、販売促進の強化に取り組んだ。

上記の結果、売上高は19億3800万円、セグメント利益は3500万円だった。

エヌジェイ モバイル

その他
クレジット決済事業などを行なっている。

当第3四半期連結累計期間について、売上高は4900万円、セグメント利益は1300万円だった。

関連サイト

株式会社エヌジェイホールディングス公式サイト
2021年6月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年6月期第3四半期決算補⾜資料

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