ネットマーブル、新作『セブンナイツ2』の好調で営業利益52億円 2021年第1四半期決算

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韓国以外の売上高が総売上比71%となり、着実にグローバル化を推進。当期は『二ノ国:Cross Worlds』『Marvel Future Revolution』など5作をリリース予定。

Netmarble Corp.(以下、ネットマーブル)は、2021年第1四半期決算(連結)を5月14日(金)に発表した。第1四半期の業績は、売上高543億円(前年同期比7.0%増)、営業利益52億円(同165.7%増)、当期純利益59億円(同7.7%増)だった。

ネットマーブル サマリー ネットマーブル 営業利益 推移

経営成績に関する説明

2021年第1四半期決算については、韓国以外の売上高が383億円と全体売上比で71%を占め、グローバル市場の比重が着実に拡大、維持していることがわかった。

ネットマーブル 海外売上

ネットマーブルが2021年11月にリリースしたMMORPG『セブンナイツ2』は、Google PlayストアとApp Storeで売上上位圏内を維持し、良い成果となった。

特に2021年は、『二ノ国:Cross Worlds』や『Marvel Future Revolution』『セブンナイツ レボリューション』『BTS Dream(仮題)』『Merge Kuya Island』などの大型タイトルをリリースし、グローバルゲーム市場の戦略に乗り出す計画だ。

ネットマーブル 新作

『二ノ国:Cross Worlds』に関しては、企画と制作を株式会社レベルファイブ、アニメーション作画を株式会社スタジオジブリ、音楽を久石譲氏が手掛けるという豪華スタッフ陣が参加し、ファンタジーRPG『二ノ国』をもとに、ネットマーブルの『リネージュ2 レボリューション』の開発者により、モバイルプラットフォーム用に進化させた最新スマートフォン向けRPGとなる。

2021年4月14日に、韓国や日本、台湾で同時に開催されたメディアショーケースでは、ゲーム業界やユーザーから大きな反響があり、6月に韓国や日本、台湾、香港、マカオの5地域で同時リリースする予定だ。

ネットマーブル クォン・ヨンシク代表のコメント
「第1四半期は新作タイトルのリリースがなかったことと、人員増加や年俸引き上げによる人件費上昇で多少実績が低迷しましたが、第2四半期からは『二ノ国:Cross Worlds』を皮切りに、『Marvel Future Revolution』や『セブンナイツ レボリューション』などの大型の期待作を発表し、グローバルゲームの競争力をさらに強化していきます。」

関連サイト

Netmarble Corp.公式サイト(海外サイト:英語)
2021年第1四半期決算説明資料(海外サイト:英語)

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