ポールトゥウィンHD、ノンゲーム市場からの受注増加で営業利益8.3億円 2022年1月期第1四半期決算

ポールトゥウィン

デバッグ事業の受注増加に加えて、外出自粛生活によりゲームカスタマーサポート事業の需要が増加。

ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス株式会社は、2022年1月期第1四半期決算短信(連結)を6月4日(金)に発表した。当第1四半期連結累計期間の売上高は80億1578万円(前年同期比26.6%増)、営業利益は8億3026万円(同36.9%増)、経常利益は8億5799万円(同31.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億3047万円(同38.3%増)だった。

ポールトゥウィン 決算 ポールトゥウィン 決算概要 ポールトゥウィン 収益推移

経営成績に関する説明

デバッグ・検証事業
国内外グループ会社の連携をはかることで、国内外ゲームソフトメーカーのグローバル展開サポートにつとめ、デバッグやローカライズ、カスタマーサポート(海外)、音声収録などといったゲームソフトメーカー向けアウトソーシングサービスの受注を推進した。

株式会社クアーズでは、ノンゲーム市場における第三者検証サービスの受注が増加した。ポールトゥウィン株式会社では、政府のGIGAスクール構想に基づく学校ICT化サポート事業者として、タブレット端末のキッティングサービスを受注したという。株式会社CRESTでは、テレビ用アニメーション「セブンナイツ レボリューション 英雄の継承者」を制作、幹事業務を行なった。

なお、当第1四半期連結累計期間より、アメリカ現地法人1518 Studios, Inc.の業績が反映されている。

上記の結果、売上高は61億3591万円(前年同期比29.4%増)、営業利益は6億4946万円(同16.1%増)となった。

ネットサポート事業
QRコード決済や仮想通貨などのフィンテック関連サービスにおける不正モニタリング、本人確認手続き、アンチマネーロンダリングや振る舞い検知サービスの受注が増加した。

デバッグ・検証事業との営業連携により、ゲーム市場向けのカスタマーサポートの受注も増加した。

また、ピットクルー株式会社では、政府のGIGAスクール構想に基づく学校ICT化サポート事業者として、ICT環境整備の設計などのサービスを受注した。

上記の結果、売上高は17億6222万円(前年同期比16.2%増)、営業利益は1億8499万円(同81.4%増)となった。

その他
Palabra株式会社において、今後の映像バリアフリー化時代を見据え、テレビ番組や映画のバリアフリー字幕、音声ガイド制作のサービスを提供している。

アイメイド株式会社では、医療機関で働く外国人人材のビザ取得や就学など、国内生活手続きをサポートするサービスも提供している。

上記の結果、売上高は1億1764万円(前年同期比60.4%増)、営業利益は448万円(前年同期は営業損失5230万円)だった。

関連サイト

ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス株式会社公式サイト
2022年1月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2022年1月期第1四半期決算補足資料

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