マンガサービスの改善に注力して収益拡大。新規案件として双葉社と「マンガがうがう」をリリース。
株式会社Link-Uは2021年7月期第3四半期決算短信(連結)を2021年6月14日(月)に発表した。当第3四半期連結累計期間は、売上高11億7643万8000円、営業利益2億2746万8000円、経常利益2億1977万6000円、親会社株主に帰属する四半期純利益1億4017万9000円となった。
経営成績に関する説明
Link-Uグループは、リカーリングサービス及び初期開発・保守開発サービスにおいて、既存サービスの収益力拡大及び新規サービスのリリースに注力した。
なお、当社グループはインターネットサービス事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしていない。サービス別の状況は次のとおり。
リカーリングサービス
「リカーリングサービス」は、レベニューシェア収益及び月額固定収益(サブスクリプション)で構成されている。
当第3四半期連結累計期間においては、利益拡大余地の低い一部の開発・保守案件から撤退を行うとともに、エンジニアをマンガサービスの改善にアサインすることで、ユーザビリティの向上等による収益力拡大につとめた。その結果、マンガサービスにおけるユーザー数は引き続き増加しているが、海賊版サイトの利用者の増加が売上高に影響を与えていると認識している。なお新規案件としては、株式会社双葉社と「マンガがうがう」をリリースした。
この結果、リカーリングサービスの売上高は10億798万7000円となった。
初期開発・保守開発サービス
「初期開発・保守開発サービス」は、リカーリングサービス案件獲得のための受託開発を提供するサービス。取引先の新規サービス立ち上げ時、既存サーバーからの乗り換え時に、Link-Uグループがその後のサービス保守運用も見据えたサーバープラットフォームやアプリケーション等をワンストップで提供している。
当第3四半期連結累計期間においては、新規案件としては、株式会社KADOKAWAと「電撃ノベコミ」をリリースした。また、持続的な成長に必要不可欠となってくるリカーリングサービス案件の獲得につとめており、その他の複数のサービスを開発した。
この結果、初期開発・保守開発サービスの売上高は1億6845万円となりました。
その他サービス
その他サービスは、上記の2サービスに分類されないサービスなどにより構成されている。その他サービスの売上高は1000円となった。