モバイルファクトリー、位置情報ゲームで様々なリカバリ施策を実施 営業利益4億円 2021年12月期第2四半期決算短信

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主力タイトル『駅メモ!』で月額サブスクリプションを実装。ブロックチェーン事業についてはNFTプラットフォームの開発や認知向上に注力。

株式会社モバイルファクトリー(以下、モバイルファクトリー)は、2021年12月期第2四半期決算短信を7月21日に発表した。当第2四半期連結累計期間における売上高は13億8057万1000円(前年同四半期比1.7%減)、EBITDAは4億2635万7000円(同2.8%減)、営業利益は4億938万8000円(同5.0%減)、経常利益は4億1160万円(同4.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億8201万9000円(同5.7%減)となった。

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経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間のモバイルファクトリーグループは、昨年に導入した働き方3.0の「モバワーク」により、あらゆる情勢に応じた柔軟な運営を継続的に行ない、業務効率化による生産性向上等に取り組んでいるだけでなく、本社オフィス移転に伴ってコスト削減につとめている。

ソーシャルアプリサービスの位置情報連動型ゲームである『駅メモ!(ステーションメモリーズ!)』及び『アワメモ!(駅メモ! Our Rails)』においては、コロナ禍の影響が続くなか、感染症の動向や社会情勢を注視しつつ、他社IPとのコラボイベントを実施したほか、オリジナルCD及びトランプの通信販売によるオリジナルグッズの販売や豪華声優陣による追加ボイス等に加えて、例年どおり周年記念施策を行なった。また、『駅メモ!』に限っては、ライセンスの月額サブスクリプションを2021年6月に実装した。

『アワメモ!』の新機能であるステーションNFT(旧称 駅トークン)については、2021年夏の販売に向けて開発を進めているところ、先行して一部の方に限定して6月に初回オークションを実施した。

その他の位置情報連動型ゲームの『駅奪取』においては、コラボイベントの実施等、ゲームを継続して遊んでもらえる施策を行なった。

コンテンツサービスについては、プラットフォームであるキャリア各社の方針変更により、2021年3月にフィーチャーフォン向けサービスが終了した。また、同社が運営している各着信メロディサービスの課金会員数が緩やかに減少している。

ブロックチェーンサービスについては、目標に掲げている「Uniqys SaaS」利用者拡大への取り組みとして、デジタルデータをブロックチェーン上で個人の資産として保有可能とする、NFT生成・販売のプラットフォームである、「ユニマ(Uniqys マーケットプレイス)」の開発を進めており、認知向上等を目的として、ファンズ株式会社の子会社であるファンズ・マーケティング株式会社が実施する広告事業ファンドにて広告宣伝を実施した。

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また、コンプライアンス充足のための関係各所との協議を行なうとともに、ゲーム以外の多種多様なNFTの独占販売に向けて取り組んでいる。

その他、ブロックチェーン事業の強化による協業目的として、CryptoGames株式会社と資本・業務提携を締結した。

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