コロナ禍でも成長を続ける動画領域に注力。これまでに蓄積したノウハウやAIの活用で高効率化を実現し、売上を拡大。
イー・ガーディアン株式会社(以下、イー・ガーディアン)は、2021年9月期第3四半期決算短信(連結)を8月2日(月)に発表した。当第3四半期連結累計期間における売上高は72億800万円(前年同期比26%増)、営業利益は13億8200万円(同43.5%増)、経常利益は14億3900万円(同43%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は9億1700万円(同33.6%増)となった。
経営成績に関する説明
ソーシャルサポート
ソーシャルサポートは、ソーシャルWebサービス(※)等の様々なインターネットサービスを対象に、投稿監視、カスタマーサポート及び風評調査等を提供している。(※SNSやブログ等のソーシャルメディアや、ソーシャルゲーム、Eコマース等の個人同士双方向のコミュニケーションが介在するすべてのインターネットメディア。)
新型コロナウイルスの影響によるリモートワークの増加や外出自粛によって、インターネットサービスは需要が増えたもの、減少したもの等大小様々な影響が出ている。
そのなかで、コロナ禍においても成長を続ける動画領域に注力した。これまでに蓄積したノウハウとAIの活用により高効率を実現し、売上を拡大した。
その結果、売上高は37億6561万6000円(前年同期比59.0%増)となった。
ゲームサポート
ゲームサポートは、ソーシャルゲームを対象に、主にカスタマーサポート及び風評調査等を提供している。
グループ会社であるEGテスティングサービス株式会社が、ゲーム開発・運営の品質向上サポートを目的に、基準通りの設計であることを検査する「開発レギュレーションテスト」を開始した。
その結果、売上高は16億3028万1000円(前年同期比13.3%減)となった。
アド・プロセス
アド・プロセスは、インターネット広告審査業務及び運用代行業務を提供している。
専門性の高い審査を実施できる人材の育成を目的に「赤坂 Ad Process Lab」を開設した。
その結果、売上高は8億4296万6000円(前年同期比14.5%増)となった。
サイバーセキュリティ
サイバーセキュリティは、主にWAF及び脆弱性診断を提供している。
株式会社ジェイピー・セキュアは、100万サイトを超える導入実績がある国内利用サイト数1位のソフトウェア型WAFを提供した。株式会社グレスアベイルは、国内初のコンテナ型WAFである新開発の「GUARDIAX」の拡販に向け機能強化に取り組んだ。
また、脆弱性診断におきましては、EGセキュアソリューションズ株式会社が、株式会社グレスアベイル及び株式会社ジェイピー・セキュアとのグループシナジーを強みに、既存顧客への深耕営業や新規開拓を目指してきた。
その結果、売上高は4億7364万6000円(前年同期比71.8%増)となった。
その他
その他は、主にハードウェアに対するデバッグ業務を提供している。
EGテスティングサービス株式会社が、既存顧客への深耕営業や新規開拓を目指してきた。
その結果、売上高は4億9570万4000円(前年同期比8.5%増)となった。